最近ジムで走る時に必ずかけるスタート曲は、

フォートマイナー(Fort Minor)

「リメンバー・ザ・ネーム(Remember the name)」


Are you ready?!という部分から、気合入れて走り出しマス(笑)。


昨年のNBAのテーマソングだし、しょっちゅうどこかで流れててあまりに有名な曲ですが・・・

この曲に合わせて気持ちを高めてスタートを切るとすごく走りやすい。


もともとハリウッドで前座やってた頃のリンキンパークの時からマイク・シノダには目をつけてたけど、フォート・マイナーのシノダは、才能(フェロモンも?)全開という感じでめちゃめちゃカッコいい。

ハア~。まさにヒップホップのguru。MTVで見るとウットリしてしまふ。


アルバムの中の曲は全部好きですが、個人的には、

「ケンジ(KENJI)」という曲が気に入ってマス。


戦前にアメリカに移住した日系人であるマイクの父親の家族や

そのほかの日系人の体験(第二次世界大戦中の日系人強制収容)

を歌にしていて、中身はズシっと重いですが、とにかく静かに心に響いてくる。

そういえば、マイクのミドル・ネームはKENJIだなあ・・・。


改めて音楽のパワーを知る。

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純日本産・日本生まれ島国根性バリバリの日本人なのに、

なぜかウッカリ環境的にバイリンガルの帰国子女や外国籍、複数の外国語を操れる人の中に入ってしまい、

いつも自分の未熟さと語学コンプレックスと戦う日々。



きちんと日本語以外の言葉ができたらいいだろうなあ(←日本語も怪しい?)と思う日々・・・。




そんな中、帰国子女・外国籍軍団とカラオケに行った。





ハーフで、日本語も英語も巧みに操る

インターナショナル・スクール育ちのモテモテR君。


そのR君の選曲は、なつかしのH2Oの「想い出がいっぱい」。


なかなかステキな声で、皆から「ヒューヒュー」ともてはやされつつ、熱唱している。

歌い上げる声もセクシーだが、光に照らされるその横顔も美しい。


そんな中、画面のテロップには、有名なサビ

「大人の階段のぼる、君はまだ、シンデレラさ」

が出てきた。



それをRは、真剣な顔をしながら

ダイジンのかいだんのぼーる~」

と読みながら歌っていた。


思わず飲んでたカクテルを落としそうになりつつ、周囲を見渡したが、帰国子女・外国籍軍団は全く気がつかずに聞きほれている。


おいおい、マジかよ・・・と心でツッコミを入れつつ、


注意してよくよく聞いてみると、彼は他にもかなり怪しい漢字の読み方をしている。(が、何故か音程はピッタリはまっているところがスゴイ)。







うーむ。まあ、いいか。ほおっておこう。





と、思い、最近職場に新たに加わった、

やはりこれまたハーフのお嬢様(セミプロレベルのバレリーナでもある)A嬢との会話に没頭することにした。


今度一緒にバレエを見に行く約束をしつつ、

やはり全体を見るなら2階席の一番前がいいという話をしている最中に、

彼女は優雅に微笑みながら(う、笑顔がまぶしい。思わずカラオケ屋じゃなくてフレンチレストランにいるような気分に・・・・。)、


「あ、じゃあ今度、席予約しておきますね。私、老眼鏡持ってきますから」


と彼女。


・・・・・・ん?


「ロウガンキョウって・・・双眼鏡のこと?」



マジですか?








そんな時、ふと横の大声の会話が耳に入ってきた(カラオケ屋だけにほとんど怒鳴りあい?)。


帰国子女のB子と日本人スタッフのC君。




彼らはカラオケ屋で、何とブッシュ政権のイラク政策ついて、真剣に討論している。





「やっぱりイクサは、オイルのある国に仕掛けるというのが鉄則で・・・」


と帰国子女のB子が言うと、



横にいた日本人のCが


「ん、イクサって戦争のこと? つーか、おまえ何時代にいるんだよ。」


と、すかさずツッコミを入れている。







ひらがな、カタカナ、漢字、敬語、ビジネス用語、普段意識せずに使っているけど、

日本語ってやっぱりスゴイ言葉だ

と思うと同時に、




・・・・何だか、この職場に私のように英語があまりカンペキじゃない

日本人スタッフが欠かせない理由が何となく分かった夜だった・・・・。




仕事柄(?)、舞台や音楽に関するイベントによく出かける。

そんな中で、「これだ」と思える、ずっと後々まで心に残るような名演奏に出会えることは滅多にない。

でもそういう一瞬に偶然出くわすと本当に心が震える。

先日某国の某交響楽団が選曲した比較的マニアック(?)なカレル・フサ(Karel Husa)「プラハのための音楽」を、何の期待もなく、聴きに行った。

それまでは、スターリン政権時代の重たーい空気が垂れ込める感じがする社会主義的音楽にあまり興味がもてずに、けっこう避けてきたのだが、たまたま日にちがあったコンサートがこれだけだったので、しょうがなく顔を出してみた。




つまらなかったらさっさと第一部で帰ろうと思って、適当に行ってみたら・・・・・

予想に反して、ものすごい迫力の、ものすごい繊細な、すごい演奏に出遭ってしまった。

私はこの時代を生きていないけれど、この曲を聴きながら、抑圧され、革命が起きたこの時代の中に自分がいるような錯覚さえ起きた。

まさしく名演奏だった。

そんな演奏の中、客席に涙ぐむ一人の老人がいた。


カレル・フサ、その人だった。

客席にスポットライトがあたり、フサが係員に誘導されて舞台にあがり、指揮者に乞われるまま、プラハ革命の激動の時代を生きたその瞬間、その時代の音楽を語ってくれた。

スタンディングによる拍手と、ブラボーという歓声がいつまでもなりやまなかった。

指揮者の、楽団員たちの、会場中の、作曲家へのオマージュが、非常に濃い空気を作り出して、その瞬間に自分がいることの幸運を身に染みて感じた。




そんなわけで、CDも自分で演奏するのも好きですが、これがあるから、ナマの演奏を会場に聴きに行くのはヤメラレン~と思った幸せな夜。



でもそんな中、一緒に演奏に行った友人は、現地の言葉が分からず、何が起きているのかもよく分からず、途中半分居眠りまでこいていた。


きっとたくさんアルファ波が出て、健康にも良かろう、と思うことにした・・・・。