ハハブタ、実は獣医師免許を持っております。
子供が生まれるまでは町の動物病院で勤務医として働いておりました。命が相手なので、タイムカードはあってもないようなもの。給与面でも全く恵まれてはいません。基本、零細企業~個人経営の小さな事業所のため、福利厚生は乏しく、ハハブタは妊娠解雇の目にも遭ったこともあります。

そんなこんなで、いまは保活と職探しを平行しながら(本当に求人も少ないです。地方にもよるのでしょうが)、フリーマーケット等で少しでも稼ぐべく内職…の日々を送っています。


頑張って6年間大学に通い、国家試験に挑んで無事に就職。知識、技術もそれなりに研鑽を積んだのに今や使えない。虚しい限りです。
とはいえ、目の前のことに一生懸命になるのは得意分野なので、これはこれで生きる上での勉強になるし、楽しいは楽しいです。

大人気の競争率で、大盛況な加計学園の獣医学部へ希望を胸に飛び込んで行く若者たち…。その若いエネルギーに応援しつつも、人口減少、ペット減少と、公衆衛生分野、小動物分野ともに市場が縮小していきそうな獣医師という職業を目指して、実際の闇を目の前にして潰れていかないか、それが心配です。
国家戦略特区???ちゃんちゃらおかしい。
獣医師の偏在・不足問題は、今治市の血税をこんなに投入せずに解決できていたはずなのに、とってつけた理由で、権力者の私腹を肥やし、多くの若者たちの未来を結果的には潰して行く浅はかな事業かと思います。