今日の夕方、知らない番号から着信がありました。




無視していると再び着信…




私:もしもし…




『あの、○○高校柔道部のタケトです』



私:あ~!タケト!



タケト:先生!約束通り、優勝しました(^O^)/




私:聞いたよ!おめでと~!!よくやったo(^▽^)o




タケト。彼は私が柔道部の副顧問をしていた時、同じ地区内の他の学校の生徒でした。




3年前、愛知・名古屋での全国中学校柔道大会。




彼は60キロ級の県代表として出場しました。




1回戦。次はタケトの試合という時。タケトの相手選手に目を向けると、体はとても小さく顔も自信なさそうにオドオドしていました。




それに比べて自信たっぷりなタケトの様子。容姿や表情で判断するわけではありませんが、誰もが「タケトなら勝てる」と思ったはずです。



ところが、彼は何もいいところなく、自分の柔道ができずにあっけなく終わってしまいました。




30分たっても帰ってこない彼。




一人泣いているのでは…と思った私は密かに探しに行きました。彼の学校には外部からくる鬼コーチのみ。フォローを入れてくれる大人がいません。




すると、応援席とは反対側のフロアで外を見上げながら泣いていたのです。




タケト…。私は声をかけました。




県チャンピオンになってここまで来たあなたは素晴らしい、私たちの地区の星だと、中学校は通過点でしかない、上を目指すなら高校で取り返せと話しました。



そして『タケトが高校でインターハイに行くのなら、自分の教え子が出なくとも必ず応援に行く、約束する』と。




『どうかタケトのリベンジを先生に見せて欲しい』と言いました。




1年生からインターハイに行ってもおかしくない彼。2年間それを逃し、3年生の今年、やっと出場権を獲得することができました。




タケト:芽実先生、来てくれるんですよね?




私:もちろんだよ。約束じゃん。タケトのリベンジを見届けに行くよ(*^-^)b




タケト:わかりました。先生、見てて下さい。




私:わざわざ連絡ありがとう。嬉しかったよ☆




タケト:中3のあの時、前を向かせてくれたのは芽実先生ですから。




ほんのささないな事から築いた関係。




教育は、一瞬にして為らず。教育は、永遠なり。