11:40-12:20 gallery5610
-12:30 パン購入
12:50-13:10 前髪切る
14:40-15:30 多摩美図書館
-17:00 アートテーク

という綿密な計画を立て笑、
会期最終日の展示会2つを含む
充実の1日を過ごしました٩( ᐛ )و

白井晟一の原爆堂展(gallery5610)

ドローイングと図面が
めちゃくちゃカッコイイ。

ギャラリー間の、伊丹潤展(2012)
に近いものがありました。作風も似てる。

原爆って言葉や形そのものも、
思い切っていました。

自分の恩師とモニター越しに再会したのですが笑、
彼らが原爆っていう言葉が伏せられる広島建築を例にあげていて、ハッとさせられました。

とはいえ、建築の役割はアートとは違うと思ってるんですけどね、私は。


はじまりの線刻画展(多摩美術大学八王子キャンパス)
自身のルーツが奄美にもあるのと、
フライヤーが魅力的だったんで、

遥々、八王子まで行ってきました。

関わることのなかったはずの離れた地で
同時代に似た模様(渦巻きなど) が残されていたりして、
人間に共通する本能的な部分を感じてきました。

奄美で発掘されたものも並んでいて、
それに伴い、戦争時代の話を映像化していました。

黒砂糖を作ってはその売り上げを戦争費用として国に持っていかれるという苦しみを
独特な奄美の唄と、染物、黒砂糖をつくる工程などを見せながら伝えるというものでした。

私の祖父の陽気な踊りは、その苦しみを軽減させるためのものだったんだなと、亡くなって10年経った今になって知るという。

そして最後に、名建築を。


多摩美術大学図書館/ 中山英之(公には伊東豊雄)

ここに来たのは二度目、入れたのは初めてでした。
久々に良い建築を空間体験しました〜

当時、伊東事務所にいた現・東京藝大教授の
中山さんの、卒業制作的位置付けだそうで。

図面や意図は明快なのに、空間体験は多様で
知性と感性のある設計でした。
こういう建築を目指したいなと思うものの1つです。

周辺の木々の揺らぐ影や斜路を上手く取り入れていて、
森の中にいるようでした。
建築本もたくさんあって、もっと長居したかったです。