三叉神経痛を発症したのは約2年前、春。
メイク落としジェルをくるくる顔に馴染ませたあとシャワーを浴びていたら
ビクン!とする今までに感じたことがないやたら不快な痛みを顔に感じたのが始まりだった。
何だろう、、変な痛み、、
知らぬ間に顔をぶつけたかな。
顔全体に指先をくまなく押しつけてみたけれどどこも痛くない。
数日経って痛みが続くことはなかったけれど不快な痛みのことは気になっていた。
ある日、いつもより慌ただしく洗顔していたらビクン!とまたあの痛みに襲われた。
ビクン!と言うよりズキン!?
ズキンと言うよりビリリッ!?
痛みにびっくりして、変な痛みだと思うより自分の体に何か起こっている!?とものすごい不安に襲われた。
初めは右耳に帯状疱疹を患ったことがあるから帯状疱疹の始まりかと勘ぐった。
その時は片耳だけが真っ赤になり耳の奥が痛くなりかかりつけの内科に診てもらったが
『耳鼻科で診てもらって』と言われて
耳鼻科で診てもらったら
『帯状疱疹じゃないかな、内科で診てもらって』と言われて再び内科へ。
直ぐにバルトレックスを処方してもらったが、耳の中で脈が打つ度にズキン!ズキン!と耳の奥と頭が激しい痛みに襲われてとても辛かった。
ふと、いつか耳にした『顔がピリピリと痛む三叉神経痛』と言う言葉を思い出した。
帯状疱疹の疑いも捨てきれなかったが直ぐに『三叉神経痛』を検索してみた。
『電気が走るような瞬間的な激痛』
、、、痛み方の症状がまさにその通りだった。
同時に『開頭手術が検討される』の文字。
、、、顔から血の気が引いた瞬間だった。
寒さに耐えながら咲くクリスマスローズ