ここで発表させていただきます。
ワタクシ、舞台脚本家としてのデビューします!

東京フィルムセンター 映画・俳優専門学校の俳優学科進級公演の
オリジナル戯曲を書かせていただきました!
こちらに紹介されています。
(スクロールして下の方にあります。)

オリジナル戯曲 「上を向いて歩こう」
http://www.movie.ac.jp/event/single/weare/index_0203.html

作家として初めてのお仕事を頂いたのは、元劇団四季の俳優さんで、「キャッツ」や「マンマ・ミーア」で
メインキャストを演じた望月龍平さんから。
1学期終わってすぐの去年の1月。単位取得の為に出した3000文字の短編小説を読んでいただいたところ、
評価していただいて、「舞台脚本を書いてもらいたい」とお話しを頂いて、ここまで来たのです。

公演
東京フィルムセンター 映画・俳優専門学校 7階特設スタジオ
2月5日(土曜日)
2月6日(日曜日) 

私はビザの更新の関係でロンドンにいて見に行けないのが残念なのですが、
ご興味のある方は是非!


と言う訳でパリから戻ってきてすぐに始めた事。それはビザの更新と舞台デビュー作の執筆。

特にビザは大問題で、書類を揃えたりするので、結構時間がかかるのです。
昨日、更新の一環でバイオメトリックを登録してきました。
バイオメトリックとは、ズバリ指紋と顔写真。
どちらも最新の技術で、どんなに変装しようが怪我をしようが照合できると言う物。
テロ対策の一環の外国人登録とはいえ、あまり気分の良い物ではありません。
そしてそのイラついた心にさらに追い討ちをかけるような事が..。

このバイオメトリック登録は、移民局の出先機関だけではなく、イギリス全土の指定の郵便局でもできます。
予約が必要ないので、移民局のからの手紙には郵便局のほうが速いですと、そちらを進める様な文章が書いてある。

朝の9時から営業する郵便局に、5分前に到着した私。この日の気温1度。極寒の中、シャッターの降りた郵便局の前で待つ。
すぐに、同じくバイオメトリックを登録に来たと思われる外国人の人が私のうしろに続く。
5分。寒いから本当に長く感じる。

そして迎えた9:00。
店の中はまだ真っ暗だ。え、なんで?

その間にも続々と人が郵便局前に集まってきて、あっという間に列が10人以上に。

10分経過。
えっ、どう考えてもおかしくない?
郵便局でしょ仮にも。政府機関指定で外国人登録できる所でしょ?

さらに10分経過。
店の中は相変わらずひと気がなく真っ暗。もう私は気温1度の中に25分も待っているのだ。
後ろを見ると、列が伸びに伸びて隣の隣の店の前まで行っている。みんな一様に暗い顔。私は寒さで足と手の感覚がなくなっていて、トイレにも行きたくなった。
でもこの30人強の列の先頭に居る身で、動くに動けない。

極寒の中、いつ開くとも分からない店の前で列に並び、ふとニュースで見た情景を思い出す。

SaeraのLondonそこかしこ

ペレストロイカかっ!!ヽ( )`ε´( )ノ
(写真は80年代中頃、食糧難に喘ぐ80旧ソ連の市民たち。)

スーパーだって時間通りに開くでしょ?郵便局ですよ!
これはどこかに文句の電話したほうがいいのか?どこに電話すればいいのっ!?
と、iPhoneでネットを調べまくっていたら、急に店内が明るくなって、シャッターがあいた。
その時、9時45分。

寒くて震えながらすぐに店内に入る私。
迎えた局員一言。
「ちょっと、整理番号出すから待ってくれますか?え、ああ、バイオメトリック?じゃあそこの機械の前のソファーで待ってて下さい。」

謝罪はないのかー!!(-_-#)

郵便局が理由もなしに45分遅く開くんですよ!どれだけ問題がある会社なのよ。
そんな訳で、一番乗りで登録が始まった私ですが、指紋を取る時にスキャナーに全く写らないエラーが続発。
「手が冷た過ぎて映らない」と。

比較的フレンドリーな局員に「服にこすって手を温めてくれる?」と言われる。
でも何度も失敗。大丈夫なのか?一気に不安になる。
「寒い中30分も待たされるとこうゆうことになるのよ。」と文句をいいつつ、スキャン。
「いや、申し訳ないね。機械上ではデータが移民局に行ってる事になってるから大丈夫だとは思うけど何かあったら、あちらから連絡が来るから。登録終了です。」
と言われる。

はー、やれる事はやったけど、なんかまた不安材料が増えた感じ。
とりあえず、後はビザの審査結果を待つだけです。

でも、ロイヤルメールと言いつつ民間会社なのに、政府から特別な保護を受けているこの会社。
前のブログ で日本から送った荷物が郵便局員の怠慢のせいで二週届かなかった話を書いたけど、
この会社は本当におかしい。
今回の指紋もちゃんと移民局に行っている事を願います。

そんな訳で駆け足でしたが1泊2日のパリの旅も終わり、
北駅へ急ぐ。

SaeraのLondonそこかしこ
ユーロスターの入口から北駅を眺める。
あー、なんか素敵。

フランス出国は「コンバンワーアリガトー!」と機嫌良く日本語を喋る係員にポポーンとスタンプを押されただけで終了。

荷物を赤外線に通した先のイギリス入国係員は
私のビザをしげしげと見て大学院でなにしてたとか、いろいろ聞いてくる。
「ブルネル大学行ってたの?なに、エンジニアリング?」と質問されたので
「いや、私が行ったのはクリエイティブライティング学科です。」と答えると
「は?そんなの聞いた事ないな。君、今作ったでしょ?ウソなんだろ?」と言われる。

その瞬間心の中では
「あーのーねー、おっさん。イギリス人の3倍の学費払って死にものぐるいで頑張って
卒業した留学生に、そーうゆうこと言う訳?イギリスでは一番歴史が長いクリエイティブライティング学科なの!
大作家のフェイ・ウェルドンが指導してるの!ビザもちゃんとあるでしょう??ヽ(`Д´)ノ」
とブチギレていたのだけど、イギリスの入国管理官を敵に回すと良い事はないので、
「大学院の成績は良かったんですよ。」とニコニコする。
腑に落ちなさそうに入国のスタンプを押し、パスポートを返す係官。

皆さん、イギリスの入国係員にもしいじめられても、めげないでください。
彼らはエリザベス女王に代わって入国管理をしているという人たち。
プライドと権限と傲慢さがその辺の公務員と違うのです。
ちょっとでも怒らせたら即別室送りなので、気をつけましょう。

無事イギリスの入国管理を通り、荷物を二回目の赤外線のところへ。
SaeraのLondonそこかしこ
「ハロ~!どこから来たの?」と強いフランス語訛りの英語で話しかけてくるセキュリティーのお兄さん。
「東京。日本人だよ。」と言いつつバッグとコートを通す。
機械の反対側でバッグを受け取って、コートを待ってたんだけど、あれ?なかなか出て来ない。

と、思ったらさっきのお兄さんがなんと反対側にコートを戻し、持ってこっち側にやって来て、うやうやしく私に着せてくれる。
セキュリティーでコート脱ぐ事はあっても、着させられたの、初めてなんですけど。( ̄□ ̄;)

「かわいいねぇ、アーティスト?」と聞かれたのでそうだよ、と答える。
っていうか、 フランスとイギリスの間でナンパですかフランス人男さん?!
さっきの家主の「コート脱いでー、あとワンピースも」発言と良い、フランス人男って思った事口にするねぇ。
同じラテン系でも「君の長い髪は夜空の星のようだ。」と言ったイタリア人よりストレートだわぁ。(笑)
ラテン系も国それぞれってことか。

お兄さんの浮かれ具合が面白かったので、記念に写真撮ってみた。
SaeraのLondonそこかしこ
「光栄だよ!気をつけて帰ってねー。」と言われ、笑顔でフランスを後にする。

SaeraのLondonそこかしこ
そして帰りもファーストクラスで夜の軽いディナーと美味しいワインを味わって

SaeraのLondonそこかしこ
ロンドンのセントパンクラス駅に着いたのでした。

はー、弾丸ツアーだったけど楽しかった。
パリで出会った人たち、友達の皆。素敵な思い出をありがとー!

À bientôt!
(ア ビアント!またね!)