完璧な星型をしたこの花。
最近気に入ってよく写真を載せていましたが
木槿(ムクゲ)と言います。
名前はあんまり好みじゃないなぁ…音が。
同じアオイ科のハイビスカスに似ていますね^^
朝3時頃に開花し、夕方にはしぼんでしまう「一日花」で
そのはかなさゆえ、多くの俳句に詠まれています。
それがしも其(そ)の日暮らしぞ花木槿
/小林一茶
「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」という言葉がありますが
人の世の短い栄華を木槿の花のはかない命にたとえたものです。
また、万葉時代には桔梗や木槿のことを「朝顔」と呼びました。
※過去記事→「朝顔 」
当時は「朝顔」とは特定の花をさすのではなく
「朝に咲く美しい花」という意味の美称だったのです。
ところで、「ムクゲ」とは漢名「木槿」の音読みになりますが
王朝和歌には「ムクゲ」という音は出てきません。
純粋な「やまとことば」ではないその音を嫌い
「朝顔」と詠んだり、「槿」を「あさがほ」と読ませたという説もあります。
私が「むくげ」の音を好かないのも
純粋な大和魂のなせるワザかも…( ´艸`)
この木槿、花の命は短いけれど
体力的にはとても強い花で
枝を手折って土にさしておくと、根付き、また花を咲かせます。
乾燥にも強く、道路わきの街路樹などでこの季節よく花を見かけます。
また、花は一日でしぼんでしまうけれど
つぎつぎに花開き、初夏から秋にかけて楽しめます。
際白く奥むらさきの良き花の木槿おもへば秋の日かなし
/若山牧水
花言葉:信念・繊細な美しさ
沙耶
