小学生の 夏の必需品、でした昔は。
観察日記をつけたり
押し花にしたり
搾り汁でなにかを染めたり。
いまでも、するんでしょうか?
見しおりの露忘られぬあさがほの花のさかりはすぎやしぬらん
(源氏物語第20巻「朝顔」より)
平安時代の通い婚。
ともに夜を過ごしたあとの、朝は別れの象徴。
「朝顔」を詠んだうたは、
そんな切ない恋を綴ったものが多いようです。
ところで、いまの朝顔は
平安時代初期に中国から渡ってきたもので
それまでは別の花…桔梗やムクゲを
「あさがほ(朝に咲く花)」と呼んでいたようです。
同じ「あさがほ」を詠んだ歌でも
時代によって、見ていた花は違うのですね^^
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)
かき数うれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花
(万葉集/山上憶良)
こう憶良が詠んだ七草の朝顔も、桔梗のことだそうです。
暁(あかつき)の紺朝顔や星一つ/高浜虚子
花言葉:愛情・平静・はかない恋・私はあなたに絡みつく
お…おそるべし蔓科植物( ̄□ ̄;
