民度が低い | 日々徒然

日々徒然

毎日2%の成長を目指す。

会社というのは不思議なところだ。

どの会社でも、現場の人間というのはレベルが似たりよったりになってくる。

個人的な持論を展開させてもらうと、似たような給料を貰っているのだから、似たような生活水準になるのは当然で、似たような思考になってくるのも当然な気がする。

だからその環境に自分がズブズブになってしまうと、個人的な能力に関わらず、まわりが見えにくくなる。

個人的な能力が本当に浮き彫りになるのは、職場を変えたり、会社そのものを変えたときだと思う。

「思った以上に自分が出来る。」

という感覚は、まわりの風景が変わったときに感じることが多い気がする。

では、今の自分の環境を変えて行かないと変化できないかと言えば、そうとも言えない。

僕がやることは、【相手のレベルを考える】ということ。

自分が1つの環境に入っていると、思考がズブズブになってしまっていて、当然視野が狭くなる。

それを避けるために、人生で出会った人間の中で、「この人はマジで尊敬に値する。」という人をピックアップする。

まずはその人の【レベル】を考えてみる。

RPGに例えるとわかりやすい。

RPGのレベルに関しては世代によって感覚が変わるけど、その「尊敬に値する」とピックアップした人間を、「ラスボスが倒せる程度のレベル」と仮定する。

僕の感覚だと、レベル47からレベル54って感じだ。

その尊敬に値する人間が、レベル54と仮定して、今、自分の周りにいる人間が、どの程度のレベルにいるのかを考える。

職場で一緒の人間が、どの程度のレベルなのか。

自分にとって嫌なヤツがどの程度のレベルなのか。

友達もレベル付けをしてみると、色々と考えさせられることが出てくる。

性格と能力の関係性も見えてくる。

その上で、今の自分が数値的にどのレベルにいるのかを考えてみる。

僕の場合は、現在レベル20くらいだと考えている。

そうやって数値化していくと、キチンと見えてくることも多い。

何が恐ろしいかと言えば、【わからないこと】【曖昧なこと】

相手の数値的なレベルを考えれば、対応は変わってくる。

僕は最近以前の会社に出戻った。

理由は副収入を得るためだ。

正直、今の会社の給料は当てにしていない。

欲しかったのは生活ペースと、有り余った時間だ。

僕にとって一番恐ろしいのは、会社に1日のほどんどの時間を搾取されることだ。

別に会社のために生きているわけではない。

出来れば1日2時間位のシゴト時間で終わりたい。

それを実現させるために今の職場に戻った。

しかし、他の世界を見てしまった自分からすると、働いている人のレベルの低さに心底驚いた。

数値化したレベルで言えば、5から8くらいの人間しかいない。

1人昔から嫌なことを言う同じ年齢のヤツがいるのだが、他の世界を知ってから見ると、本当に哀れになるくらいのレベルなのだ。

何を言われても、なんとも思わない耐性が自分に出来ているのは、やはりレベルという数値化と、他の世界を見たからだろう。

人はどこまで行っても環境なのだと思った。