妄想しています
閲覧ご注意下さい











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コンコンコン……






自分でもよくわからないけど

学校に着いてすぐ

ホームルームの前に

美術準備室に足を運んだ







「いない……






鍵のかかった部屋


中からは物音も

人の気配もない


カーテンが閉められているのか

光さえも感じられない






朝一でここに

先生を訪ねたことがないから

先生の朝の行動を知らない



さすがに朝は

職員室にいるか……






僕は今来た道を

戻ろうとした












「二宮?」



「あ………先生」



「何……してるんだ?」



「先生に………会いに、だよ?」








そうだよ

僕は先生に会いたかった

会って顔を見たかった









「教室へ行きなさい」



……………



「俺も荷物置いてすぐ職員室に行くし」



……………



「二宮?」



「先生………



「ん?」



「先生、僕の目……見て」









え?って顔でこちらを見た先生


先生の両脇の下から腕を回して

背中にしがみつき抱きついた









「ちょ、ちょっ……二宮っ」



「先生………



「二宮、離せ、こらっ」



「やだ」



「あ、ちょっ、待て、とりあえず中に……









誰かに見られたらまずい

とかブツブツ呟きながら

先生は自分の荷物と

しがみつく僕を抱えて

美術準備室に入った