妄想しています
閲覧ご注意ください
まもなく
このお話も
終わります
アメンバー様の募集は
今週12日(土)です
ご希望してくださる方は
【予告】をご確認下さい
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俺が智と出会ったのは
この2人が別れたから
別れを受け入れられなかった智は
きっと自分の家に1人でいるのが
辛かったのかもしれない
櫻井さんと過ごした
幸せだった空間に
1人取り残されたのが辛くて
ホテル住まいをしてたのだろうか
そんな時に俺と出会った
最初は寂しさを埋めるため
俺は都合が良かったんだ
「櫻井、でも俺には今和也がいる」
「別れたらいいでしょ」
「無理だ」
「なんでっ」
「和也が大切だから」
「私よりもですか?出会って間もないのに」
「ああ、誰よりも……」
「…………」
「和也が必要なんだ」
涙が自然に頬を伝った
俺にはもったいないくらいに
真っ直ぐで熱い言葉が
体の中を血と共に巡って
全身が震える
「何もかも失っても和也だけは失いたくない」
「…………」
「和也がいなくなる事だけは耐えられない」
「…………」
「和也が………愛しいんだ」
俺はその場でしゃがみこんだ
振り返った智が櫻井さんを
払いのけて俺を支えてくれて
大丈夫か?って優しい目で
聞いてくれる
いつも目線を合わせ
歩幅を合わせてくれてた
智はいつでも等身大で
俺と向き合ってくれてた
「櫻井……お前……なんだよな?」
「何がです?」
「あの役員達の事件の首謀者は」
「………意味がわかりません」
「俺を社長から引きずり落としたかったのか?」
「…………」
「俺がそんなに憎かったのか?」
「…………」
「俺から会社も和也も取り上げようとしたのか?」
「…………」
「…………櫻井」
「憎いほど………愛してたんです」
櫻井さんもその場に座り込み
嗚咽をあげて泣き崩れた