妄想しています
閲覧ご注意ください





本日2投目です


明日はお話はお休みですが
夕方にアメンバー様募集
についての記事をUPします






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー














門が開いて

車で中に入ると

玄関までのアプローチには

花が咲き乱れる庭が広がっている




色とりどりのバラを

綺麗に纏ったアーチもあって

車から降りるとその香りで

鼻の中いっぱいになった











「すご………



「櫻井のお袋さんの趣味だ」



「へぇ……櫻井さんもお金持ちなんだね」









大きな玄関ドアが開くと

中からお手伝いさんらしき人が

出てきて案内され中に入る




そのお手伝いさんが

一瞬智の顔を見て

驚くような表情をした後

ニッコリと微笑んだ










「大野社長、お久しぶりですね」



「ああ……









智が櫻井さんと付き合ってた時は

きっとここにも頻繁に

来ていたんだろうな



智はお手伝いさんに

前を案内されなくても

どんどんと廊下を進んで行く



まるで自分の家のように

この広い家の中を

迷うことなく歩いて行く


櫻井さんの部屋に

真っ直ぐ向かう智の背中が

なんだかすごく遠く感じた











「櫻井、開けろ」



「いっ」









ある扉の前で急に止まるから

智の肩にドンとぶつかった










「大丈夫か?」



「大丈夫だから、ね、言葉遣い!!」



………櫻井、開けてくれ」












確実にいるはずなのに

櫻井さんからの反応は全くなく

隣にいる智がだんだん

イライラしてくるのが分かる










「櫻井さん、お話させて下さい」



「櫻井」



「櫻井さん、お願いします」



「櫻井、開けてくれ、頼む」










それでもなんの反応もない



ついに智が痺れを切らして

勢いよくドアノブを押すと

ドアが開いた