妄想しています
閲覧ご注意ください





智君の船が
東京湾にいたなんて(●´人`●)





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コンコンコン……










鍵がかかっている

先生がいない




2限目が美術だったから

学校には来てたのに









「つまんないの……










先生はたまにいない日がある




学年に所属してるわけでも

部活の顧問をしているわけでもないけど

絵を描いたり物を作ったりする為に

放課後はここにいる





けど………










「今日は……また17日だ」









先月も先々月も

先生がいなかったのは17日だった







何か美術の先生だけの会議?




いやぁ、そんなのないよ








それにしたって

先生は意地悪だ



もともとあまり話さない先生だけど

ちょっと一言、明日はいないよって

言ってくれたら良かったのに



何も言わずに

昨日も笑って

また明日なって……













「智先生なら帰られましたよ」


「へっ⁈」








考え事をして下を向いて

歩いていたせいで

目の前に人がいるのに

全く気がつかなかった

危うくぶつかる一歩手前で

視界の中に上履きが入ってきた










「二宮君……でしたっけ?」



「え、あー、はい、そうです」



「知念です」










ふわさらっとした

少し赤みがある栗色の髪

嗅いだ覚えのある香り……










「智先生ならお昼で帰られました」



「あ、そうなんだ……



「知らされてなかったんですか?」



「え………









人懐っこそうな

ふにゃりとした笑顔で

だけどどこか挑発するような目が

僕の事を真っ直ぐと見ている











先生……






………………




先生の事何も知らないのかもしれない