さて

信繁に近寄り声をかけるお猿さん

何故か到着しているはずなのにどこにもいないパフュームさん

そうです

このお猿さんこそがまりさんだったのです!

ふ ざ け ん な

信繁のワクワクを返してください

どうしてくれますか?


目の前にいるのは本当にただのお猿さんです
髪の毛茶色い
背が小さい
お肌汚い

パフュームにいそう!?
バカを言うな!
貴様がいそうなのは動物園じゃないか!

信繁は自分が勝手に想像していたまりさんの見た目と目の前の現実の乖離に完全に混乱し、我を忘れ、そして怒り心頭でした

ただ、信繁も大人です

ウキキッ
と言いたい気持ちをぐっとこらえて

こんにちは初めまして信繁です
まりさんですよね?

と馬鹿丁寧にご挨拶をしたのであります

そのときふっとまりさんの目に侮りの色が浮かんだのを信繁は見逃しませんでした

…つづく