さて
ヘトヘトになり帰宅した信繁
そのまま爆睡して軽く寝坊気味のまま電車に飛び乗り出勤です
そしてスマホを確認してびっくり
ラインの右上の赤丸の中の数字が120件!?
(正確には覚えてませんが確かそのくらい)
慌ててラインを開いてみると
りなさんとのトークのところが120件
内容を確認すると
ねぇ
おーい
起きないの
しかと?
ヤリ逃げ?
好き
会いたい
私の身体どうだった
またしたくなった
しかと?
ねぇ
スタンプ
スタンプ
スタンプ
の繰り返し
恐ろしい
信繁を恐怖が襲います
しかし男信繁、お付き合いした彼女をこんなことで切るわけにはいきません
昨日は帰ってからラインもせずに寝てしまった信繁の落ち度でもあります
信繁はすぐに電車の中から
ごめん、寝てた
と打ちました
速攻既読が着いたと思ったらすぐにライン通話がかかってきます
電車の中なので当然取りません
しかしずーっと着信が続きます
サイレントモードにしてなかったら周りから白い目で見られるレベルで鳴り続けます
やっと切れたと思って
ごめん電車の中
って打とうとすると
すぐまた着信
連絡のしようもありません
あきらめて職場の最寄りよりも手前で降りて一度電話に出る信繁
いきなり涙声が聞こえました
もう捨てられたと思った
と…
そんなことない
と信繁いいますが聞いてくれません
それの繰り返しで時間は刻々と過ぎていきます
信繁辛くなりました
なんだかいろいろと辛くなりました
こんな思いをりなさんにさせてしまった
昨日の疲れがとれない
仕事遅刻しそう
話が前進しない
そしてこの状況にうんざりしてしまっている事実
信繁は自分の彼女
しかも付き合いたてで
こんなに必要としてくれる彼女を
ウザいと思ってしまっている
最低だ
と
しかも信繁はこれから仕事に行くためにこの彼女の話を途中で遮って電話を切ってまた電車に乗るのだ
と
辛いけど
でも今はそうするしかなく
無理やり電話を切り電車に乗ります
その後も着信は続くので電源を切り
その日は仕事をしました
昼休みにも携帯はそのまま電源を切りっぱなしにして
そして仕事終わりに電源を入れて携帯を見てみると
またラインがたくさん来ていて1番最後に
もういい
で終わってました
…つづく