謹賀新年・明けましておめでとう、を世界の言葉にしたい! | 風の音が心に響いて...

風の音が心に響いて...

日々心地よくありたいと願う気持を込めて..、
感じたままを書き綴ってみました

風の音が心に響いて...-謹賀新年
2011年、この年ほど、平凡な日常というか、何もなくてもただ平和に過ごせることが大切だと思えた年もありませんよね。未曾有の大惨事で春を迎えた2011年。
いつもなら季節ごとにその移り変わりを楽しみ、個人的な喜怒哀楽に一喜一憂してたはずですが、そんな自らの気持のなかに常に他のひとの苦しみ、多くの被災者への気持があり、何ごともなく無事に過ごせる自分に対する負い目みたいな感情と対峙してきた気がします。

僕はよく、明日はどうなるかわからないから今を懸命に生きる、ということをひとにも言い、自分にも言い聞かせてきましたが、それでもどこかで、また同じように明日はやってきて平穏無事に時は流れるものだと、甘えの感情ですごしているのだと思いました。

そして、今年ほど日本人でよかったと思えた年はありませんでした。
ひとはなにかあったときにこそその真価が問われるというけど、動物が生きようとする本能を超えて互いを思いやり命さえ賭す、極限の状態のなかで発揮された人間性のまえに、世界中が讃嘆し感動したのを聞くにつけ、こういうことは日本人なら当たり前だということに誇らしく胸が熱くなったものです。
今回のことで多くの尊い命が失われ、風光明媚な東北の景色が奪われましたが、このことで日本中のひとの心のなにか薄皮一枚がはがれ、本来あるべき気概というか気質というか、清く美しい和の心が蘇った気がするのは僕だけではないと思います。

年が明け、日本中のひとが気持も新たにする新年、このことさえもそういう和の心の礎になってきた習慣でもあります。苦を苦と悟り共に手を携えて和楽に歩んでゆけば、必ず夜は明け希望の光に包まれる日が来ると信じて進むしかないのだと思います。「まげてたまっか」という言葉に日本中の心が励まされた年も明け、いよいよ天に舞う龍が如くに前へ向って力強く進む年になることでしょう。

笑顔で一歩前へ、言葉よりも自分から始めるを心がけて、今年も頑張っていきたいと思います。
皆さんにとって本年が善い年、素晴らしい年でありますよう心から願っています。
誠に誠に気まぐれブログではありますが、これからもどうかよろしくお願いいたします。

この半年、ライブや何やら、先のことと合わせて本当にいろんなことがありました。
書きたいことも多かったのですが、すっかりサボってしまいました(^-^;)
まずはそういう自分から変えていければと、元初に決まってそう宣言だけはしておきたいと思います。