
いまだ現実とは思えない感覚のまま1週間が経ちました。あのあと、さすがに天を見上げて恨む言葉を吐きたくなるほど寒くなり、現地では雪が積もりましたが、それを耐え忍んで生還されたひとがいたと聞いて、ひとの生命力の凄さを感じました。何があろうとも強く生き抜いていくことが、ひとに課せられた使命なのだとも感じました。
いま世界中からよせられる励ましの数々、なかでも、他の国の感覚では計れない人間力を発揮している日本人の精神性を讃える言葉を目にする時、政治や経済ではあまりよく言われないだけに、世界の中での日本は目立たないけど、日本人は強く健気なる心をもっているんだと胸を張りたくなります。
いろんな意味で、国を治めるひと、社会を引っ張っていくひとに、何か信頼をおけないのもこの国の危ういところですが、末端というか一庶民として日々汗して働くひとりひとりには、みなこういった大いなる日本人の心があり、災害救助の現場でも、あの原発の現場でもきっと命を賭す覚悟で懸命に働いている方々がいます。誰かのために使命を果たす、、そう出来ること、役に立てることが、何よりもひととして栄誉なことだということを、命が知っている民族なのだとも思いました。
ラジオから流れたアンパンマンのテーマに、僕は涙を止められませんでした。
困っているひとのもとへ駆けつけて、これで元気になってと自分のほっぺを少しあげるアンパンマン。
あんぱんをあげたことで自分も力が出なくなるのに、躊躇することなくその使命を果たします。
その後、このアンパンマンのテーマへの反響が凄かったことをみても、日本人の、誰かのために何かをしたい、役に立ちたいという精神性が見てとれます。
友人の5歳の子供さんが、毎日おやつで食べているプリンを、突然半分残して、あと半分は明日食べると言いだしたそうです。お母さんが何でと聞くと、そしたら明日の分を他のひとが食べれるからと言ったそうです。
なんだかこの1週間の思いが溢れそうで支離滅裂な文章になってますが、このことは、たとえ現場に行けなくても、目に見えて誰かを救ったり出来なくとも、思いを馳せ心を重ねてみるだけでもいいんだと思うのです。
ひとを思いやる言葉を話す、ひとの苦悩を自らに重ねて話す。
そういう会話が、心と心を繋いでいけば、それはただ話すだけのことにはならずに、きっと温かさとなって、またひとからひとへと広がっていき、国や地域をより善く動かす力になるのではないかと思います。
アニメで世界中を魅せてる日本、それはそこにこの精神性が埋め込まれているからではないかと思います。ドラゴンボールの孫悟空は、自分独りで戦ってもどうしようもない本当の大悪と戦うために、生きとし生けるものすべてから少しづつ力をもらい、それを合せて大きな力のかたまりにします。
そんな、大きな大きな元気玉をみんなで育てて、いま本当に頑張っているところへ贈りたいと思います。
いまも大変な現場で懸命に頑張っておられるみなさん、
どうか、自分の体も同様に気をつけて頑張ってください。
そして、災害の真っ只中におられる多くの方々が一刻もはやく、、
少しでも心安らかな時間を取り戻すことを心より願い祈っています。