物事には必ずなにかしらの意味があるもの...、そしてひととの繋がりから多くを学び、刺激を受けひとは成長していくものなのだと、恩ある方々のライブを見ながら、そんなことを考えていました。
音を出すこと、演奏することが何よりも好きな僕たち、これまでなかなか一緒に出かけることのなかった[ráf]ラフのメンバーで、縁あるひとたちのライブに出かけることになったのも、不思議にも一本の電話からでした。
おおよそ20年ほど前から僕にミュージックライフの場を与えてくれた場所「なんど工房」。
僕のHPには沢山のライブの模様が載せてあるように、そこは僕の音楽活動のすべてでした。陶芸家でベーシストでもある工房の主人、亀山大助さんのもと、音楽が出来ることこそが幸いと何でも懸命に挑戦してきたはずでしたが、ある時、どうにもギターが弾けなくなるという挫折を味わい、不義理にも中途半端なかたちでバンドをやめてしまったのです。。
大好きな音楽、しかも今の僕にもつながる素晴らしい楽曲を演れていただけに、みずからの不甲斐なさというか弱さを悔い、しばらくは立ち直れない時間を過ごしました。
その時に多いに失望させてしまっただろう方が歌うライブ...、僕が行くことで嫌な思いをされるのではということが気がかりだったのですが、昨年の大晦日になんど工房を訪れたときに話が盛り上がり、春にライブをという話になっていいました。今回その話のために連絡をしたのがライブの3日ほど前、まさにこのタイミングなのかということと、メンバー杉浦氏に熱く背中を押されて出かけることに。
はじめはなんとも座りの悪い感じに苛まれていましたが、久しぶりに聴く歌声は懐かしく、以前に僕が参加してた楽曲が流れると嬉しくも切なく大いに心が揺れました。そしていつものごとく、陽気で酔っぱなメンバーに絆されて、いつしか楽しんでいる自分がいました。
あっという間に素晴らしい時間も過ぎ、ようやく帰り際に挨拶をした時にブログのことを言われてびっくり、見てくれていたなんて夢にも思っていなかったので嬉しいやら照れくさいやら、、などと言いながらまた読んでもらえたらなんてこうやって記事を書いているのもなんとも小心者なのですが、懐かしい楽曲を聴いていて、ふと思ったこと。
あの凛とした優しくも温かい歌声に呼応する旋律が、僕の中にも流れている気がして嬉しかったこと、そしてなによりもまた歌う姿が見れて嬉しかったことです。
そう思えたこともライブに行ったからこそ、縁がひとを選ぶのではなく、ひとが縁を選ぶのだということを教えられたような気がしました。
。。。