今度は一般国道を再編してみた(5)R13～17・51

はじめに

国道13号

起点：福島県福島市 舟場町

終点：秋田県秋田市 臨海十字路

総延長 : 387.0 km

実延長 : 387.0 km

内、現道：326.1 km

重用延長 : なし

未供用延長 : なし

海上区間：なし

指定区間：387.0 km

自動車専用道路：東北中央自動車道関連、赤湯バイパス(一部)

それ以外のバイパス：福島西道路、南陽バイパス、湯沢横手道路(一部)

・福島市 大学病院付近〜西道路入口

福島西道路が途中まで開通している。現状では現道も西道路もともに残すが、西道路が大学病院付近でR4に繋がったところで、そこをR13として指定することにする。

・西道路入口〜南陽市 鍋田

特になし

・鍋田〜白竜湖畔

現行のR13のルートは自専道の赤湯BPに乗り、南陽高畠ICで北に進路を変え、南陽BPに至ることになっている。南陽高畠ICから南が米沢南陽道路のため、その延長という位置付けなのだろう。しかし、自専道を挟むため、一般道の区間を設定しなければならない。また、赤湯BPは高速道路編で北陸道の延伸部にすることにしたので、その部分がR13の指定を外れる。

となると、R13を鍋田からそのまままっすぐR399から山形r102を通り、白竜湖畔で南陽BPからのルートに合流させればいいと判断した。

南陽BPはそうなると、R13ではなくなることになるだろう。南陽高畠ICからパン工場のあたりまではR113改めR64の単独指定とし、そこからは県道落ちか。

・白竜湖畔〜横手IC

特になし。ここで申し上げておくが、東北中央道関係の自専道は、高速道路編で調整した通り、E7奥羽自動車道とする。その最後の区間となる湯沢横手道路は、横手ICからR13現道に合流するまで一般道区間がある。この区間については、県道落ちとする。

・横手IC〜秋田市 臨海十字路

特になし

路線全体の処遇：存続

新規に編入した区間：

・南陽市 鍋田〜赤湯(R399)

・赤湯〜白竜湖畔(山形r102)

指定を外れた区間：

・東北中央自動車道関係の自専道全部(E7奥羽道)

・南陽高畠IC〜南陽市 たいようパン前(R64)

・たいようパン前〜白竜湖畔(山形県道)

・横手IC〜横手市 婦気(秋田県道)

国道14号

起点：東京都中央区 日本橋
終点：千葉県千葉市中央区 広小路交差点
総延長 : 65.0 km
実延長 : 63.3 km
内、現道：42.3 km
重用延長 : 1.8 km
未供用延長 : なし
海上区間：なし
指定区間：41.8 km

江戸川区 東小松川〜幕張ICの一般道部分を除く。
自動車専用道路：京葉道路
それ以外のバイパス：なし

東京と千葉を結ぶ路線であり、終点からそのまままっすぐR51が始まる。ということで、今回、R51を編入して東京から水戸までの路線にする。ということで、R51の概要も示しておく。

国道51号

起点：千葉県千葉市中央区 広小路交差点
終点：茨城県水戸市 水戸駅前
総延長 : 127.6 km
実延長 : 127.6 km
内、現道：125.9 km
重用延長 : なし
未供用延長 : なし
海上区間：なし
指定区間：127.6 km
自動車専用道路：なし
それ以外のバイパス：北千葉バイパス、潮来バイパス

ということで、東京から順に紹介していく。

・日本橋〜江戸川区 東小松川

特になし

・東小松川～幕張IC

京葉道路については、高速道路編で、京葉JCTまでは首都高7小松川線、そこから先はE14館山自動車道と決めた。それ以外の一般道の部分であるが、篠崎IC・船橋ICに向かう支線はそれぞれ県道落ちで。本線はそのままとする。

・幕張IC～千葉県若葉区 桜木三差路

この区間で千葉市の中心部を通り、R51に乗り換えるわけだが、中心部付近では、R14は千葉駅前の入り組んだ場所をぐねぐね行き、R51になった途端狭い片側1車線になるというありさまだ。これはルート変更がよいだろう。

運輸支局入口で曲がり、穴川ICでR16に乗り換え、北千葉BP迄向かうのはどうだろう。

旧道はR357重複区間はR357改めR69に編入するとして、その先は県道落ち、いや市道落ちでもいいぐらいかも。広小路からr64までの区間だけはr64に編入しておくか。

・桜木三差路～潮来市 洲崎

特になし。潮来BPは未開通区間があるためそのまま。

・洲崎～鹿島市 大船津(北)

橋が2本あるが、新神宮橋の方がその先のR51につながるため、そちらを残す。神宮橋は県道落ちとする。

・大船津北～水戸市 渋井町

特になし

・渋井町～水戸駅前

渋井町でR6と交差し、終点の水戸駅前でR50とぶつかるが、かなり後の話になるがR50は水戸BPルートに変更するため、当該区間はR50ではなくなる予定だ。ということで、新R14は渋井町で終わりにする。ただ、水戸市街は、3桁国道が入り組んでいることから、その一つであるR123に編入とする。

ということで、R14とR51のまとめだ。

路線全体の処遇：R51をR14に編入

新規に編入した区間：

・千葉市稲毛区 運輸支局入口～穴川3丁目(千葉市道)

・穴川3丁目～穴川IC(R126)

・穴川IC～若葉区 貝塚橋(R16)

指定を外れた区間：

・江戸川区 東小松川～篠崎IC(東京都道)

・篠崎IC～京葉JCT(首都高7号小松川線)

・京葉JCT～穴川IC(E14館山自動車道)

・船橋IC～船橋市 海神(千葉県道)

・千葉市稲毛区 運輸支局入口～中央区 登戸(R69)

・登戸～中央区 広小路交差点(千葉市道)

・広小路交差点～四街道入口(千葉r64)

・四街道入口～若葉区 桜木三差路(千葉市道)

・潮来市 洲崎～鹿島市 大船津(茨城県道)

・水戸市 渋井町～水戸駅前(R123)

国道15号

起点：東京都中央区 日本橋

終点：神奈川県横浜市神奈川区 青木通

総延長 : 29.6 km

実延長 : 29.4 km

内、現道：29.1 km

重用延長 : 0.2 km

未供用延長 : なし

海上区間：なし

指定区間：29.4 km

自動車専用道路：なし

それ以外のバイパス：なし

本当に言うことがないのだ。短いし。しかもR1にずっと沿ってるときた。

…まあ、こういう路線があるものだから、これまでに触れた新4号とか第二京阪とかも独立させていいんじゃね?という考えに至ったのは事実である。それだけ言及してこの路線については終了する。

路線全体の処遇：存続

新規に編入した区間：なし

指定を外れた区間：なし

国道16号

起点：神奈川県横浜市西区 高島町

終点：神奈川県横浜市西区 高島町

総延長 : 348.4  km

実延長 : 326.2 km

内、現道：307.0 km

重用延長 : 1.2 km

未供用延長 : 21.0 km

海上区間：5.0 km

指定区間：326.2 km

自動車専用道路：保土ヶ谷バイパス、京葉道路

それ以外のバイパス：八王子バイパス、横浜横須賀道路(横浜新道の一部も)

・横浜市西区 高島町～町田市 南町田北

一般道区間については特になし。保土ヶ谷BPは横浜町田IC～南町田北を除き、首都高19号横須賀線とする。横横道路もそのようになるので、先に言及しておく。なお、町田ICから北は、東名高速へのアクセスを考慮し、有料化しない。一応、無料の自動車専用道路ということにする。ただし、この区間の単独通行はできないため、事実上有料のようなものではある。

・南町田北～相模原市緑区 橋本

八王子BPとの分岐まで。特になし

・橋本～八王子市 左入橋

八王子BP側を残す。現道側はR129単独区間に(一部はR20と重複)。

・左入橋～木更津市 桜井

京葉道路についてはE14館山自動車道に。一般道区間については特になし。

・桜井～横須賀市 三春町2丁目

ここで、海上区間を挟む。海上区間は現行の東京湾フェリーに譲ることに。なので、桜井から先、R127に乗り換え、金谷港まで向かう。…東京湾口道路ができたら、もちろんそっちがR16になるが、まだ計画が本格化していないので、今回はやめておく。

で、現在のR16だが、終点近くで接続するR465に編入かと思っている。しかし、一部区間はより海岸を走る千葉r90の方が高規格っぽいのでそちらに乗り換える。現行のR16は県道落ちかな。

で、久里浜で上陸してからはペリー通りからのR134か。で、三春町2丁目で元のR16に合流する。

この区間のR16は県道落ちか。

・三春町2丁目～高島町

特になし

路線全体の処遇：存続

新規に編入した区間：

・木更津市 桜井～金谷港(R127)

・金谷港～久里浜港(海上区間：東京湾フェリー)

・久里浜港～横須賀市 夫婦橋(神奈川r211)

・夫婦橋～三春町2丁目(R134)

指定を外れた区間：

・馬堀海岸IC～横浜町田IC(首都高19号横須賀線)

・相模原市緑区 橋本～八王子市 左入橋(R129：一部はR20重複)

・穴川IC～千葉南JCT(E14館山自動車道)

・木更津市 桜井～大和田(R465)

・大和田～富津市 富津(千葉県道)

・横須賀市 走水～三春町2丁目(神奈川県道)

国道17号

起点：東京都中央区 日本橋

終点：新潟県新潟市中央区 本町

総延長 : 465.1 km

実延長 : 399.5 km

内、現道：286.5 km

重用延長 : 65.6 km

未供用延長 : なし

海上区間：なし

指定区間：399.5 km

自動車専用道路：なし(現在開通済みの区間では)

それ以外のバイパス：新大宮上尾道路、熊谷バイパス、深谷バイパス、上武道路、渋川西バイパス、六日町バイパス、浦佐バイパス

・日本橋～前橋市 田口町南

東京から前橋まで、現道とバイパスの長大なダブルトラックが形成されている。一部未完成ではあるが。群馬県に入ってからはかなり離れた場所を走っており、同じ番号の国道にしておくのはかなり無理がある。したがって、埼玉県庁や高崎市を通過する旧来のルートをR17として残し、新大宮上尾道路～上武道路を国道66号として独立させる。これら2ルートを連絡する、熊谷BPの代～久保島、深谷BPの西別府～四拾坂下は県道落ちとする。なお、R17現道から新大宮BPに至るまでの文京区 本郷3丁目～練馬区 新大宮BP入口のR254もR66とする。厳密には、都内路線なので日本橋起点とし、日本橋～本郷3丁目はR17との重複路線だ。

また、現道側、旧神流川橋手前の盲端区間は県道落ちとする。

・田口町南～渋川市 半田

上武道路がR17となり、元のR17はR291にかわる。しかし、今回、多くの区間がR17と重複し、単独になったと思ったら谷川岳の廃道となり行き止まりとなる群馬県側のR291は指定解除とする。R17周辺の2つの単独区間(いずれもR17のバイパス落ち)のうち、この区間をR17として残す。上武道路から直通する現R17はR66に編入する。

・半田～中村

特になし

・渋川西BP

上信道の一部区間としてR353へ。

・中村～長岡市 川崎

特になし。以後の区間は新潟まで重複するので、今回、終点を新たにここに設定する。

路線全体の処遇：存続

新規に編入した区間：

・前橋市 田口町南〜渋川市 半田(R291)

指定を外れた区間：

・練馬区 新大宮BP入口〜桶川北本IC(R66)

・鴻巣市 箕田 渋川市 半田(R66)

・熊谷市 台〜久保島(埼玉県道)

・熊谷市 西別府〜深谷市 四拾坂下(埼玉県道)

・上里町 勅使河原〜旧神流橋東詰(埼玉県道)

・渋川市 中村〜石原(R353)

・長岡市 川崎〜新潟市中央区 本町(R8単独区間に)

また、R66の路線指定についても書いておく。

・東京都中央区 日本橋〜文京区 本郷3丁目(R17と重複)

・本郷3丁目〜練馬区 新大宮BP入口(R254)

・新大宮BP入口〜桶川北本IC(R17)

・鴻巣市 箕田 渋川市 半田(R17)

というわけで、これまでのR1～17・28・40・51・190・197・226は、以下の路線に再編された。