国道4号
起点:東京都中央区、日本橋
終点:青森県青森市、県庁前
総延長:838.6 km
実延長:838.6 km
内、現道:724.5 km
重用延長 : なし
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:838.6 km
自動車専用道路:なし
それ以外のバイパス:東埼玉道路、新4号国道、築館バイパス、水沢東バイパス
上記は供用済みの道路を書いているのだが、まず、築館BP、水沢東BPは一部開通なので、目下、現道が降格の対象にならない。
ということで、宇都宮市から青森市までそれを除きずっと一直線になるので、この長い国道、あまり言うことがない。
ということで、東埼玉道路、新4号国道だが、これら、R4のバイパスになる長大路線を、独立させる。なお、現在東埼玉道路は一部開通だが、計画では庄和ICで新4号に合流するらしい。ということで、東埼玉道路と新4号の庄和以北をR67とし、越谷市 下間久里~庄和ICを県道に降格するしかないか。
路線全体の処遇:存続
新規に編入した区間:なし
指定を外れた区間:
・東埼玉道路(R67)
・越谷市 下間久里~春日部市 庄和IC(埼玉県道)
・庄和IC~宇都宮市 平出工業団地(R67)
また、R67の区間を改めて書いておく。
・東埼玉道路
・庄和IC~宇都宮市 平出工業団地(R67)
国道5号
起点:北海道函館市、函館駅前交差点
終点:北海道札幌市中央区、北1条橋
総延長 : 301.0 km
実延長 : 301.0 km
内、現道:282.6 km
重用延長 : なし
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:301.0 km(北海道なので全線)
自動車専用道路:函館新道、黒松内新道
それ以外のバイパス:なし
さて、日本の国道は現在、1から507号まですべて平等に一般国道というテイである。
しかし、指定が制度の廃止前後かにかかわらず、事実上一、二桁国道が一級国道、三桁国道が二級国道のように扱われがちである。さらに言えば旧一級国道の中でも一桁路線はやはり重要性が高いので結局、詳しい人たちの中では、国道番号の分類は桁数でカテゴライズされる傾向にある。
さて、確かに1〜9号は重要路線揃いだが、私は、本当に日本列島の骨格を形成する最重要路線は12号までだと思っている。
以下に、1〜12号の路線図を示す。
1〜3号で東京から西日本を縦断し鹿児島に至り、4号は逆に東京から青森に至る。内陸を通る4号からさらに太平洋側を行くのが6号である。そして、1.2.6号が本州の太平洋側ないし瀬戸内海側を通過するのに対し、7〜9号は日本海側を通る。でもって、3号が九州の西側を通り、10号が東側を通る。
これら9本は本州と九州を駆け巡り、全て連続している。
しかし、お忘れではなかろうか。北海道と四国を。
5号と12号が北海道の主要都市である函館〜札幌〜旭川を通り、11号は四国の瀬戸内海側を通るが、これらは他の重要国道と接続せず、孤立している。
まあ、少なくとも昭和の時代までは陸続きじゃなかったんだから(現在、四国の徳島側は橋がかかったが)、孤立も当たり前かもしれないが、日本には海上国道という制度があるわけだから、これを利用して5.11.12号も他の重要国道に繋げましょうよ、というのが今回のテーマだ。
そしてもう一つ。
鹿児島市終点の3号を、本案で指宿まで延長した。
となると、反対側の北海道もなんとかしたくなるものだ。
そういうわけで、今回は5号を稚内まで伸ばす。
ということで、私の提案する新・国道5号は、青森から船に乗り函館で上陸し、そこから札幌や旭川を通過して稚内に至る。
ということで、12号と40号を編入することになるため、その概要も先に示しておく。
国道12号
起点:北海道札幌市中央区、北1西3
終点:北海道旭川市、4条通7〜8/永山2〜3条12〜13
総延長 : 156.8 km
実延長 : 156.8 km
内、現道:145.1 km
重用延長 : 0.1 km
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:156.8 km(北海道なので全線)
自動車専用道路:なし
それ以外のバイパス:滝川バイパス、旭川新道
国道40号
起点:北海道旭川市、4条通6〜7
終点:北海道稚内市、稚内駅前
総延長 : 300.2 km
実延長 : 300.2 km
内、現道:250.4 km
重用延長 : 若干
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:300.2 km(北海道なので全線)
自動車専用道路:北海道縦貫自動車道の、A'路線に該当する数本
それ以外のバイパス:なし
・青森県庁~青森港
R5の起点はR4の終点の青森県庁からそのままということにする。R7と暫く重複するが(ちなみに、R7にとっては県庁は終点になる)、短距離なので重複させる。別にR280をなぞるとかそういうことをせず(ちなみに、海岸側の旧道と内陸側のBPがあり、旧道は降格の予定だ)、そのR280旧道を横切った後に青森港に至り、海上区間に突入する。
・函館港から本来のR5に乗り直すまで
函館港で上陸してからは、途中まで別の国道と重複し、途中で道道を新たに追加編入し、昭和交差点で元々のR5に戻ってくる。
ということで、函館駅前からそこに至るまでのR5は逆に降格という形になる。手近な路線ということで、R278に編入しておく。
また、その付近のことなので合わせて言うと、函館新道がE5道央道に編入されるため、そこまでの取り付け道路は道道に降格となる。
・函館市~札幌市
実のところ、それ以後のR5は、黒松内新道を除けば一直線なので、何も言うことがない。
しいて言えば、黒松内新道もE5道央道編入ですよ、ということぐらい。
・札幌市、R5とR12の中継点
実は、R5の終点とR12の起点は微妙に一致しない。R5はR12の起点から3ブロック先でぶつかることになるため、この部分のR12の部分は、直結するR230に編入しておく。
・札幌市~旭川市
この区間で特記事項と言えば滝川BPぐらいか。R12改めR5自体の変化は、バイパスをそのままR5に指定し、旧道を指導に降格することぐらいだろう。それに接続する各国道の変化については、該当記事に譲る。
・旭川市、R12とR40の中継点
旭川市に入ると、今度はさらに国道番号が変わる箇所があるので、それをR5として一直線に引き継ぐ。
さて、旭川市には旭川新道なるバイパスがある。旧道については旭川市街に入ったところで、終点となりそのままR39となるのだが、旭川新道は市街地ちょっと東寄りの永山でR39にぶつかり終了するのだ。そして、その区間内でR40とこうさするのだ。本案では旭川新道を経由し、途中でR40に乗り直すルートを新R5とする。
R12旧道は直結するR39に編入する。また、R40の起点付近と旭川新道の残りも余るので、これは近くを通るR237に編入する。
・旭川市~稚内市
現道はすべて一直線であるのは自動車専用道路のみだ。ここは北海道縦貫道のA'路線になるのだが、道央道に接続していないため目下、道央道とは呼ばれていない。さらに、道央道の旭川北IC以北の区間は以前の高速道路再編案で高速道路から降格することとなったため、この区間も含めてこの自動車専用道路を道北縦貫道路としてR5に編入する。となると、R40改めR5と旭川北ICを結ぶ区間も編入が必要になるだろう。
ということでR5・12・40まとめて変更点をまとめる。
路線全体の処遇:R12・40をR5に編入する。
新規に編入した区間:
・青森県青森市 青森県庁前~石江(R7)
・石江~青森港(青森市道)
・函館港~港町3丁目(函館市道)
・港町3丁目~北斗市 七重浜3~6丁目(R227)
・七重浜3~6丁目~函館市 昭和(北海道r100)
・旭川市 東鷹栖1条3~4 ~旭川北IC(北海道r37)
・旭川北IC~士別剣淵IC(E5道央道)
指定を外れた区間:
・函館駅前~函館市 昭和(R278)
・函館市 昭和4丁目~函館IC(北海道道)
・函館新道(E5道央道)
・黒松内新道(E5道央道)
・札幌市中央区 北1西3~4 ~北1条橋(R230)
・滝川BPに並行する旧道区間(滝川市道)
・旭川市 旭川新道入口~ 4条通7〜8(R39)
・旭川市 4条通6~7 ~末広1条12~13 ~ 永山2〜3条12〜13(R237)
国道6号
起点:東京都中央区 日本橋
終点:宮城県仙台市宮城野区 苦竹IC
総延長 : 410.9 km
実延長 : 388.8 km
内、現道:379.8 km
重用延長 : 22.0 km
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:388.8 km
自動車専用道路:東水戸道路、仙台南部道路、仙台東部道路
それ以外のバイパス:牛久土浦バイパス、日立バイパス
・東京~水戸市
牛久土浦BPがまだ完成していないため、特に変更点がない。
・水戸市・東水戸道路関連
東水戸道路自体はE50北関東道に編入するので国道の指定を外れる。R6から水戸南ICまでの取り付け道路もR6に指定されているため、これは茨城県道に降格させる。
・水戸市~日立市
特になし
・日立バイパス
目下、R6に指定されているが、南側はR6でなくR245に接続されており、さらに延伸計画もあくまでR245に沿っている。これについてはバイパスの方をR245に編入が適当と判断した。
・日立市~岩沼市 藤浪
特になし
・藤浪~苦竹IC、自動車専用道路の件
ここから終点の苦竹までR6との重複路線になる。本来ならここで終点にするところであるが、最重要国道であるR11までは、それはしないことにした。ということで苦竹迄重複し、そのまま終点となる。
さて、仙台市内の自動車専用道路については高速道路編で議論が既に済んでいるが、一応再掲しておくと、南部道路全線と、東部道路の若林JCT以北をE63仙台環状道とし、若林JCT以南をE6常磐道とする。
ということで、R6のまとめだ。
路線全体の処遇:存続
新規に編入した区間:なし
指定を外れた区間:
・水戸市 酒門町~水戸南IC(茨城県道)
・水戸南道路 水戸南IC~ひたちなかIC(E50北関東道)
・日立市 旭町~日立バイパス入口(R245)
・仙台東部道路 亘理IC~仙台若林JCT(E6常磐道)
・仙台東部道路 仙台若林JCT~仙台港北IC(E63仙台環状道)
・仙台南部道路 仙台若林JCT~仙台南IC(E63仙台環状道)
国道7号
起点:新潟県新潟市中央区 本町
終点:青森県青森市 県庁前
総延長:591.0 km
実延長:591.0 km
内、現道:501.4 km
重用延長 : なし
未供用延長 : なし
海上区間:なし
指定区間:591.0 km
自動車専用道路:日本海東北道・秋田道のA'路線
それ以外のバイパス:万代島ルート線、青森環状道路
・新潟市
新潟市街の万代島ルート線は現道とまだつながっていないため、そのままにする。
・新潟市~青森市
他、全線にわたってあまり言うことはない。いうことがあるとすれば、A'路線絡みだ。
現時点でE7としてR7に沿う高速道路は新潟から秋田が日本海東北道、秋田から小坂が秋田道だ。
高速道路編での再編の結果により、日本海東北道は荒川から中条ぐらいまで北陸道の延長となり、そこから先は高速道路ではなくすこととした。この道路はR7のバイパス路線「羽越沿岸道路」として存続する。
で、秋田道については高速道路に残すこととした。ほとんどは新設の自動車専用道路になったが、二ツ井バイパスのみ現道活用区間となったため、二ツ井白神ICからきみまち阪の「小繋IC」まで県道落ちした区間を呼び戻す。
・青森市
青森市に入ると、本来の終点である青森県庁に向かうルートと青森環状道路に分かれる。今回青森県庁に向かう本来のルートをR7に残し、環状道路は別の道路に入れることにした。R101に入れることにする。
路線全体の処遇:存続
新規に編入した区間:
・能代市二ツ井町 二ツ井白神IC~荷上場(秋田r317)
・荷上場~きみまち阪(秋田r322)
指定を外れた区間:
・秋田北IC~昭和男鹿半島IC(E7)
・琴丘森岳IC~二ツ井白神IC(E7)
・蟹沢IC~釈迦内PA(E7)
・青森市 バイパス西口~東口(R101)
というわけで、これまでのR1~7・12・40・226は、以下の路線に再編された。
次で私が思う最重要路線が終わります。