今日から中央地域より外に入る。土井首、深堀(以上南部)、日見、東長崎(以上東部)、三重(北部)が残った。実は、今の順番で長崎市に入っているのだ(深堀と日見は同時)。ということで、これからこの順番でお送りしようと思う。

 

土井首

住居表示実施済の4町、未実施の16町からなる。

 

磯道町

3丁目まで分ける。で、そのうえで1丁目は小ヶ倉地区に編入する(今回は土井首地区でカウントする)。

 

土井首町・毛井首町・平瀬町・草住町・柳田町・末石町

丁目は使わず1町のまま住居表示。

 

三和町・京太郎町・古道町・鹿尾町

三和町とは、迫・上郷・土井郷の3つを合わせたという意味らしい。でもって、土井郷の中には京太郎という字を含むらしい。…だが、京太郎町はなぜか町名が独立したようだ。それも集落のごくごく一部のみを含み、残りは無住地区なわけだ。ちょっとなあ。京太郎町が既にあるのなら、京太郎集落を含む形で住居表示をしたい。京太郎集落は土井郷地区のうち、大山祇神社以西の部分だそうだ。したがって、京太郎町を独立させると、三和町の残りはとびとびになってしまう。ということで、東側の部分は土井郷地区の残りとして土井郷町として独立させる。そして、土井郷地区がなくなった以上、「三和」ではなくなってしまうので、せっかくなので迫・上郷も独立させてしまう。町は細かくなってしまうが、まあ、もともと自治会がおかれていない草住町や柳田町が独立しているぐらいだし、いいだろう。

ということで、三和町は迫町・上郷町・京太郎町・土井郷町の4町に分かれた。

…とまあここまで考えて気づいた。その上流に古道町と鹿尾町があることに。

古道町は人家も少ないが、その少ない人家のほとんどは土井郷に接している。で、古道の由来となった道はどこかというと、…実は今ダイヤランドの下だ。要は「物理的に埋もれてなくなった」地名になるわけ(余談だが同様の事例が長与町後川内)。…今回、古道町を残すことは断念し、西側を土井郷町の一部、東側は鹿尾ダムがあることから鹿尾町に編入とした。

まとめると、これら4町は迫町・上郷町・京太郎町・土井郷町・鹿尾町の5町に再編となった。

 

鶴見台・米山町

米山町は長崎市で唯一、一般人が立ち入れない区域だ。なぜか。

入れるもんなら入ってみろという感じである。この米山町、昔から山林地区で歴史的にほぼ無住らしい。なぜか土井首地区は無住の山林地区に町名設置されているケースが多い。

で、そんな米山町に住民がいたことも短期間だがある。それが、上図の下の方にある住宅団地の造成だ。結局この部分も、鶴見台として住居表示が実施されたため、再び無住になったのだ。

で、この鶴見台、紛らわしい町名が多い。三重の鳴見台との郵便の誤配達例は聞いたことがあるし、近くには晴海台もある。さて、この鶴見台、住居表示実施の段階でこの名前になったが、元は、米の山団地と呼ばれていた。

今回、いっそのこと、鶴見台に米山の名前を残したいと考えた。したがって、鶴見台を米の山に改称したうえで、米山町も1丁目と2丁目に分割編入という形で解消してしまうことにする。で、1丁目はさりげなーくちょこっと追加。

 

江川町

2丁目までに分ける。

 

竿浦町

3丁目までに分ける。国道を境に2丁目までにしようか迷ったが、集落の広がり方を考慮すると南竿の浦バス停付近は分けるべきだと判断し、それを3丁目とした。旧大字名も竿ノ浦と表記し、現在も「竿の浦」の表記を用いることから、「竿の浦」と表記を変更する。

 

平山町

3丁目まで分ける。

 

八郎岳町

無住地区。そのまま

 

というわけで、土井首地区は住居表示実施地区が24町、未実施が2町となり、26町となった。

 

深堀

住居表示未実施の7町からなる。



深堀町

例によって丁目を引き継ぐ。ただし、埋め立て地は新たに7丁目とし、1丁目の、フレスポから深堀団地にかけての区画整理地域は新町とした。

 

大籠町

そのまま。


というわけで、深堀地区は住居表示実施地区が8町、未実施が1町となり、9町となった。

 

最初に言った通り、次は東長崎。