まずは、前回のグラフ。

名古屋も福岡と同じぐらいの面積なのだ。もっとも、人口は大きな差があるが(なんなら、本案の大福岡市よりも多い)。

というわけで、同様の方法で考えようとしたが、ちょっとうまくいかない。

今回は中心からの距離で色分けをする。赤は10km以内、ピンクは12.5km、橙は15km、黄色は20km以内だ。

名古屋市も、こうしてみると市役所がかなり北寄りだ。まさか春日井市役所との距離は10kmもないとは…。

今回も12.5km圏は入れていいだろう。問題はその先だ。15km圏も、前回状況に応じて、としてきたので、これもまあいい。

今回の方針としては、尾北・尾西地方はそれぞれ小牧・一宮という中心があるので、名古屋に吸収させるのではなく残しておきたい。

なので、稲沢・岩倉・小牧は入れずに、名古屋に近接し、旧愛知郡(名古屋市も元は愛知郡である)にあたる長久手・日進は入れておきたいところである。

問題は、そこを過ぎた先にも愛知郡域があるということだ。該当するのは豊明市と東郷町だ。さすがにここは入れておきたいなあ。

ということで、今回は「市役所からの距離がすべてではない」と言うことにして、ここまで入れてしまおうと思う。

というわけで、これが、大名古屋市の範囲だ。

うーむ。決して悪くないが、春日井市の出っ張り方な。まあしょうがない。

人口3,308,977人(2019/6/1現在の推計人口)、面積625.33km2。大福岡市とほとんど同じな中、この人口。うーむ、やはり三大都市圏には勝てない。

 

ということで、行政区について考えていきたい。といっても、郡部が少なめであるため、福岡よりはシンプルに事が進むのではなかろうか。

まず、現在の名古屋市には16の区がある。名古屋市の区は福岡に比べると全体的に小ぶりで、30万を超える区もなければ、支所を持つ区はあるがそれらもそんなに大規模ではない。まあ、少し小さい区はあるが、5万は超えているので、今回、市内を動かすのは基本的にやめておこうかと思う。

さて、新たに名古屋市に入る8市4町について考えたい。とはいえ、福岡同様、市については、5万人を超えていることから、あまり深く考えない方向で行こうかと思う。ただし、春日井市だけは人口が多いので、東西に分割する方向だ。

あとは郡部だなあ。福岡の糟屋郡みたいに固まっていないので、隣接する地区に合併するしかない。ということで、大治町→あま市、東郷町→日進市、豊山町→北名古屋市とするか。蟹江町については、名古屋市のうち庄内川より西側の部分、中川区富田、港区南陽と合わせるしかないだろう。ということで、10区に再編されることになる。

春日井区(春日井市西部)、高蔵寺区(春日井市東部)、旭区、長久手区、日東区(日進市+東郷町)、豊明区、??区(北名古屋市+豊山町)、清須区、??区(あま市+大治町)、??区(蟹江町+富田南陽)。さあどうするか。まあ、考えてもしょうがない。北名古屋については中心部の旧町名である師勝でいいだろう。西春(西春日井の略)、師勝(地理的に中央)、豊山(豊場、青山の合成)で残すとしたら、まず師勝じゃなかろうか…。あとの2つは海部郡からできた寄せ集め軍団AとBということで海北区、海南区というてきとーな名前しか浮かばない。

まあ、そんなところで、26区体制となった。最後に新しい区割り地図を置いて終わりにしたい。

町名?そんなの知らない。