上毛新聞HPより引用
歩車分離式信号の整備率3%未満 群馬は全国平均下回る 県警「状況を勘案し検討」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/10/saemama1107/f7/1a/j/o1063089615445173825.jpg?caw=800)
メリットとデメリット 歩車分離式信号を巡っては、警察庁が2002年、全国の交差点100カ所を選んで半年間にわたり試験運用した結果、人身交通事故の発生件数が約4割減少した。中でも「人対車両」の事故は約7割減少したことから、同庁が同年、各都道府県警に整備推進を求める通達を出している。 群馬県内の信号機を管理する県警交通規制課によると、歩車分離式信号は歩行者と車両の交錯を防ぎ、右左折時の事故を防げる利点がある一方、車両の待機時間が長くなるといった側面もある。交通量の多い時間帯には渋滞の発生原因にもなりうるため、個々の地域の交通実態に加え、メリットやデメリットを見極めて整備するかどうかを判断する必要があるという。 同課の多胡維彦次席は「警察庁の指針に照らし、地域住民の要望や交通事故の発生状況などを総合的に勘案して設置を検討していく」と説明。実際に事故が発生してしまった交差点や児童の通学路になっている交差点、交通量が多い地点などを中心に設置を検討していく考えを示している。 全国で最も整備が進んでいるのは...