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【独自】通行禁止のトンネルで電動キックボード3台が走行の瞬間「重大な事故に繋がるリスク」専門家指摘 東京・新宿御苑

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)


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5月18日夜、東京・新宿区のトンネルで、通行が禁止されている電動キックボードが、3台も連なって走行している様子を、走行中の車のドライブレコーダーが捉えていた。

まさかの事態を目撃した車のドライバーは、「最初はパイロンだと思った。電動キックボードと気づいてからはさすがに怖くなった」と話す。

危険な運転が行われたのは、交通量が非常に多い新宿御苑トンネルで、取材班が現地に向かうと、トンネル内は、とても電動キックボードが走れるような隙間がないように見えた。

ただ、このトンネルの周辺では、新宿駅が近いためか、普段から多くの電動キックボードが走っている。

法律では、電動キックボードは自転車とほぼ同じ扱いであり、道路標識に従う必要がある。
現場のトンネルの入り口には、電動キックボードの通行を禁止する標識が4つ立っていた。
3人組は、この標識を見落としてしまったのか。

目撃したドライバーは、「交通ルールを知らなかったとか、無視した行動はつつしんでほしい」と話す。

交通問題にくわしいエジソン法律事務所の大達一賢弁護士は、映像の運転は、道路交通法違反で3カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられる可能性があると話した上で、「電動キックボードはバイクに準じるものであるため、自転車の手軽さのみで乗ることは、重大な事故につながるリスクがある。認識を改めて、慎重な運転を心がけてください」と呼びかけた。