チューリップテレビ Yahoo!ニュースより引用

自転車の男性が死亡したひき逃げ事件の裁判 トラック運転の被告の男に懲役2年6か月の判決 富山地裁高岡支部

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2021年4月、南砺市の国道のトンネルで自転車の男性がはねられ死亡したひき逃げ事件で、富山地裁高岡支部は被告の男に懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、石川県小松市の無職・岸本勇人被告(23)です。

判決によりますと、岸本被告は去年4月、南砺市の新蔵原トンネル内で自転車に乗っていた当時47歳の男性をトラックではね、そのまま走り去ったとされています。



28日の判決公判で、地裁高岡支部の人見和幸裁判官は「重大な障害を負ったり、死に至ったりする可能性を認識していたにも関わらず、被害者をトンネル内の道路に放置して走り去ったのは無責任な対応で悪質」と指摘しました。

一方で「今後自動車を運転しない」と述べるなど反省と謝罪の態度は示しているとして、検察側の懲役3年6か月の求刑に対し、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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