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江戸末期


突然に華々しくデビューをかざって


わずか10ヶ月の間に140点以上もの作品を残し


あっという間に姿をかくしてしまった



写楽メラメラ




彼を世に出したプロデューサーは 蔦屋重三郎 です


以前にその展覧会も見たことがあってその経緯も興味深いですね


そのときの記事 → こちら



第一期から第四期までに分かれて展示されていました


私は第一期の役者の大首絵が一番おもしろかったです




saemのま~るい生活


saemのま~るい生活

この二枚の絵は



それぞれ二種類の絵がありました



つまり版画ですから絵そのものは同じなのですが



保存状態によって色がまったくかわってしまうのです



茶色のところはきれいな紫だったのですね




デビューをかざったのは


20枚以上ものこんな大首絵


それを一挙に発売して江戸っ子の度肝を抜いたそうです


それも背景は豪華な雲母刷りですものね




う~~ん


蔦屋重三郎 おそるべし名プロデューサー合格





この日はレンブラント展と写楽展をみたのですが



驚くべき共通点がありました



それは



和紙




レンブラントが好んで版画に使ったという和紙




オランダと江戸がつながっていました



くしくも同じ日にその共通点をみたのでした目