昨日は6日ぶりの通院でした
前回超えられなかった9週の大きな壁。
10週に入ったので今日生きていたら超えた事になる。
今日は初めての非常勤の先生でした
問診の後はいつも通りエコーへ。
無心でじっと天井を見つめます。
これがいつも長いんですよね
先生「赤ちゃん元気ですね!体をウネウネ動かしてますね」
私「本当ですね!ウネウネしてますね」
先生「母子手帳とクーポンは持ってますか?子宮頸癌検査だけ今日やりましょう」
私「はい、一応持参してます」
そのまま綿棒の様なもので粘膜を擦って子宮頸癌検査終了。
診察室へ移り
先生「赤ちゃんは29.5ミリ、心拍数は178。問題ないでしょう。排卵の遅延を指摘されたかと思いますが、週数通りですね。成長スピードがゆっくりだったんでしょう。産科は担当医制になるので、希望はありますか?」
私「ありがとうございます。先生は非常勤なので難しいですか?」
先生「私は不妊外来専門なのでお産は担当出来ないんです」
私「そうでしたか。x先生(不妊外来で最初に担当してくれた話しやすい若い女医さん)はいかがですか?」
先生「4月で他院へ異動になります」
私「そうなんですね。でしたらどなたでも大丈夫です」
先生「それでは●先生にしましょうね」
私「はい」
担当医はなんとかなり偉い方になりました
出産時は41歳で高齢、流産歴ありなので高リスクだからかもしれません
先生「ではこの後は採血をお願いします。次は3月9日に産科で予約しています。妊婦検査があります。」
診察を終え、血液検査、妊娠出産に関するビデオを視聴し、資料などを受け取って終わりました。
仕事中の夫にも早速報告し、とても喜んでいました
という訳で不妊外来を無事卒業する事が出来ました
ここまで来るのに山あり谷ありで本当大変でした
応援してくださった方々、ありがとうございました
今後は妊娠記録をつけて出産出来たら終わりにしたいと思います。
ここからは命の選別に関する事なので苦手な方はお引き取りください。
無知な私の個人的な考えであり、他の方の考えを否定するものではありません。
最大の悩み。
NIPT(出生前診断)をやるかどうか。
多分最初の妊娠の時なら迷わず検査したと思います。
そして陽性の場合は自分の未来の為に中絶を選んでいたでしょう。
まだ命の尊さをこんなには感じていなかったから。
流産後なかなか授かれず、体外受精を経験した事、授かれないまま妊活を卒業した方や、障害のある子を育てている方達のブログなどを読んだ事で、私の価値観は大きく変わりました。
私が望んで子供を作っておいて、いざ出来たら健常児以外いらないというのはエゴではないか?
どんな子であっても産むつもりという覚悟がなければ、そもそも治療するべきではなかったのでは?とか。
今回流産になったらPGT-Aをやるつもりでしたが、それは流産を繰り返さない為でした。でもそれって結局は命の選別をする事にもなりますよね。
とはいえそれは障害児を育てた事のない人間の綺麗事で、高齢の私達が子供が亡くなるまで責任を持つ事は困難であり、その子は一生国のお世話になる。
思いつくまま書いていますが、自分でもどうしたら良いのか分かりません。
自分から流れてしまう命は止められない。
でも生まれたがっている命を奪う権利が私にあるのか?
勿論NIPTなどで分かるのは障害の極一部である事は理解しています。
夫とよく話し合ってから決めたいと思います。
お読み頂きありがとうごさいました