献血、バンク登録を | おサエのブログ 4歳AML(急性骨髄性白血病)骨髄移植

おサエのブログ 4歳AML(急性骨髄性白血病)骨髄移植

三男3才のある日、急性骨髄性白血病が発覚しました。
6ヶ月に及ぶ入院治療。6クールの抗がん剤治療をし退院するも2ヶ月で再発。
初発時には出来なかった身近な方への状況説明の為にとブログを始めました。
再発、移植、その後の歩みを書き記しています。AML-M2(8;21)

白血病の治療 がん治療には
強い抗がん剤の副作用で血液を造る機能が抑制を受けてしまいます。
抗がん剤は、がん細胞を攻撃すると同時に正常な血液を造る機能まで押さえ込むんです。

どんなタイプの白血病なのかにより、治療薬の選択や治療法は枝分かれしているけれど
ほぼほぼ急性の白血病治療には
数ヵ月の期間に輸血は多数回必要です。

うちの子は、細胞のタイプや遺伝子検査に1ヶ月かかりました。検査の結果は骨髄移植をせずに抗がん剤で治せるだろう予測で化学治療を6ヶ月繰り返しましたが 全てのがん細胞を破壊する事が叶わずに、抗がん剤治療を終了して2ヶ月で再発しました。

再発の先には
骨髄移植が唯一の残された治療法となり
骨髄移植に進みました。

遺伝子検査やタイプにより 始めから骨髄移植に進む方もいます。抗がん剤が効きにくいタイプの細胞もあるからです。

治療効果の高いタイプや難治性や色々な事が判明するまでには時間がかかりますが
正常な血液を造れなくなる病気なので
白血病であると分かった時から、体に流れる血液を造りにくくなっています。


日本に一人だけが白血病になっているのでは無く
芸能界で数人がピックアップされていても
白血病患者は実際に沢山いらっしゃって
今もずっと治療を頑張っている人達は大勢います。

献血はそういった人達の治療や命を支えています。

移植をしなければならない場合には
骨髄の型が合う人から、造血幹細胞を貰う必要があります。骨髄の型なのでマッチする人がバンクに登録していてくれないと移植が出来ない患者さんも出てきます。さい帯血が選択される時もありますが、こうたの闘病仲間の子はマッチするさい帯血が出てくるまで抗がん剤で耐えて待っている子もいます。


献血、骨髄バンク登録、出産時さい帯血の提供

病気の方を支え応援する事
それは健康で社会生活を送っている大勢の人で
出来るエールです。

どうか今、胸に響くものを感じる方は 
献血やバンク登録などで
たくさんの病気と闘っている人を支えて欲しいと願います。