【伝わる気持ちが心の宝石に】


日本において生死に関わるお仕事をされている方やご高齢の方は別として、それ以外の方は身近に死を経験する事は稀ではないだろうか?


家庭においてペットや小動物を飼っていて亡くなってしまう。

子ども達にとっては、そんな経験が死を意識する最初の経験になるのかもしれない。


少子化、核家族化で3世代で住むことも少なくなっている中、ふと子どもの頃の事を思い出したので書き留めておきたい。


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私は、子どもの頃生死を彷徨うような病気になった事があった。


意識が戻った時、病院のベッドに寝ていた。


両親は共働きだったので、祖母が側にいてずっと看病してくれた。


病気も良くなり何年か経って、大きくなった時に、母から聴いた話。


私が病気で入院している間、祖父が縁側で、大きな溜息をつきながら


「代われるものなら、わしが代わってやりたい」


と、頭をうな垂れながら話していたと言う事。


祖父は、もう20年程前に亡くなってしまったが、その伝え聴いた祖父の言葉や想いが私にとっては心の中の宝石なのだ。自分の命より私の事を大切に想っていてくれたなんて!


母を通して伝わった祖父の想い。祖父は、この世にはもういないけれど、祖父の言葉や気持ちが今も私を元気づけてくれたり、勇気づけてくれたりしている。


貴方に伝えたい気持ちがあるのなら、その気持ちはいつか、ずっとだれかの為に心の中の宝石として、輝き続けるのではないでしょうか?


貴方も「子孫へのラブレター」で大切な人にラブレターを送ってみませんか?