命は有限であるのに

日々の生活の流れのなかで、大切な事なのに隅っこの方に置いてしまっている事はありませんか?

自分に自信がなくて行動出来なかった事。

もっと成長したら出来るようになると、勝手に思い込んで、行動に移せなかった事…

私には、自分が行動出来なくて果たせなかった約束があります。

10年程前、私は酷い産後の鬱で何も出来ない日々を過ごしていました。

自分自身が鬱だとは全く思っていなかったので、本当にかなり重症でした。

毎日、自分の事を責めて
自分には存在価値がないと思い
毎日、毎日、泣いていました

病院に連れて行かれても、私、大丈夫です。もう治りました。と、言って病気も認めませんでした。

普通の風邪なら、お薬を飲めばすぐに治るのに、心の風邪はなかなか治らなかったです。

もう、治らないのでは?と、思っていた私を、大丈夫。必ず治るから。と、ずっとずっと励ましてくださったのが心療内科の先生でした。

いつも病院は、診察待ちの患者さんでいっぱいでした。診察までに2時間待ちくらいは普通…

患者さん、一人ひとりの話しを親身になって聴いてくださるからです。

私も、水からの伝言の本の話、神谷美恵子さんの本の話を聴いてもらったり、「病気がどんなふうに良くなっていくか」、「人を助けたいと思ったら強くならなければならない」という事も教えていただいたりしました。

患者ではありましたが、有る程度病状の良くなった方にメイクをさせていただければ
心が元気になるきっかけ作りになると、患者目線で色々考えていました。
 そして、どんなふうに接して貰えばいいか?とか、心療内科でどんなふうにメイクを勧めていけば、心の治療と外的なアプローチがよりよく融合して患者さんの社会復帰や病状の改善に繋げる事ができるか?と、いう事を色んな心の状態を想定しながら考えていました。

ある日、先生に勇気を持って「病院で患者さんにメイクをさせていただけませんか?」と、提案させていただきました。

先生も、一緒に考えてくださり、チラシを作って持って行く約束をしました。

自分が役に立てるかもしれない!もっとメイクが上手になりたい。悩みを抱えている方の力になりたい。元気になってもらいたい。

自宅サロンで小顔エステとメイクをセットに赤字覚悟の格安のメニューで沢山の方々に施術をさせていただき、自信に繋げていきました。

でも、心療内科にはなかなか行けませんでした。感情移入し過ぎてしまう自分に自信が持てませんでした。


心が青い…
面倒臭いくらい傷付きやすい自分がいました


やっと決心がついて、この出張から帰って来たら先生にチラシを持って行く!と決めました。

でも、私はチラシさえも先生に届けることが出来ませんでした。




持って行ったのは、チラシではなくお別れのお花でした




限られた時間を共有している私達
あたりまえのようで、あたりまえではない
日常



先生との約束を果たす事が出来なかった事は、本当に後悔しています。

先生がいつも励ましてくださった事に感謝します。
元気になっていく私を本当に喜んでくださって、満面の笑顔で迎えてくださりありがとうございました!

私は医師ではないので、治療は出来ません。

鬱の人の気持ちに寄り添う事
自分自身が元気になっていく過程で色々学んできた事を通して、きっと力にになる事が出来ると思います。


心は赤


沢山の笑顔に巡り逢えるように、限りある時を自分自身を活かして生きていきたいです。


心と身体の美と健康のために
トキメキをプランニングさせていただきます