東京大学 赤門の前で ( 左が息子 右側が私 )

 

        

 

 早稲田大学では、多くの豊かな学びをさせて頂いたお陰で、息子は東京大学の大学院へと進学させて頂きました。博士号を取得するまでの長い道のりは、まだまだ続いております。

 天国におります主人も、きっと喜んでくれていると信じております。

 

 ところで、それこそ早稲田大学には立派な校歌があり、また有名な応援歌“紺碧の空”があります。これらの御曲は、なかなか歌いごたえがあり、実は私のレパートリーにもなっております。

 もちろん早稲田の稲門(OB OG)の皆さんは、様々な場面において声高らかに歌い上げておられ、全くの部外者までも高揚感で胸を熱くさせ、その一体感たるや、他大学では例をみないほどです。

 一方、私の間違いなら御容赦頂きたいのですが、東京大学には校歌は存在しないのですね。息子の入学式の際に、『大空と』、『ただ一つ』という東京大学の歌が歌われました。

 実質、これらの御曲を校歌のごとく、歌い継いでおられるのだと感じました。

 私は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲による『大空と』に、心揺さぶられる思いがしました。

 

 いつか迎える東大大学院の卒業式には、日本武道館の会場いっぱいに、情感いっぱいに歌い上げたいと、心に決めました。