13年前。

クリスティアーノ・ロナウドをスタジアムの中で見た。

彼は想像以上におっきくて、たくましくって。

外野からの野次をも吹き飛ばす光を放っていた。


そのロナウドは現在39歳。今も現役だ。

EURO2024では、ポルトガル代表。

おまけに、今日のスロバキア戦では

キャプテンマークをつけてフル出場を果たした。

彼の強靭な体に、努力の影がみえる。


その彼が、試合途中、絶好のチャンスであるPKをはずし涙。

39歳、男泣きを見せた。


しかし、延長戦からのPKで、彼は1番目に蹴ることを選んだ。

彼の放ったシュートは、

シュートコースをキーパーに読まれていたものの

絶妙な角度でゴールイン。手堅い先制点となった。

その後、続く仲間もシュートを決めて

キーパーが相手3人をセーブ。

ポルトガルが勝利をおさめた。


サッカーの試合でまだ泣くほどの経験をしたことがない息子は、

ロナウドの涙からの挽回をみて何を感じたのか。

ひと試合で喜怒哀楽をぜーんぶ味あわせてくれた面白い試合に

母は、早起きは三文の徳と思えた朝となったわ。


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