こんにちは、冴木遥ですハート


今日は、実家に帰って、片づけしてきました!


実家に帰ってまで片づけ(笑)


今月始めに実家に帰ったときに、私が残してきたものを見て、まとめてやらないとダメだと思って、今日帰ったんだけど、


クローゼット半分くらいだから、すぐ終わるかと思いきや、終わらなかった笑い泣き笑い泣き笑い泣き


というわけで、週末か週明けにまた行こうと思っています。



星星星



ここまで読んで、ご両親と仲が良い方には「実家に帰る」って特別なことでも何でもないと思うのだけど、


私には「あー、やっとこうなれた」ことなんです。


実は、去年の5月までの約10年間、私は母とほぼ話をしなかった。


母を無視し続けていました。


きっかけは母の一言だったんだけど、もう二度と母と話さないと決めてしまい、一緒に住んでいても話さなかったし、何かあれば父親に話すだけ。


母と話さないのは、10代後半から度々あって、数日、数ヶ月と続くことがあった。


そして、とうとう10年間も話さないことになってしまった。


数年前に実家を出たとき、もう二度とここには帰らないと思っていた。


これで楽しく幸せに生きられる!自由になれた!と思えるはずだったのに、全然幸せじゃなかったし、自由じゃなかった。


幸せになれるものを求めて、ずっとずっと彷徨っていて、手に入ったとしても満たされなかった。


去年の1月、ナリ心理学のブログに出会い、煙と火種という考え方があるのを知って、私の火種はほとんどすべて母親との関係だとわかった。


何度もブログを読んで、言葉としては理解できても、母とのことには向き合いたくなかった。


でも、何度もナリくんが書いているように「あなたの育て方が悪かったから、私はこんな不幸なんだ」って証明するために、私の人生は母への復讐になっていて、こんな生き方は止めたいと思った。


でも、すぐにはどうすることもできなくて、まずは母が生まれてからどう生きてきたのか、それだけは理解してみようと思った。


そうしたら、もう母のことは責められなくなった。


仕方なかったよね、お母さんはお母さんで、私を育てることに一生懸命で、ただその愛情表現が下手なだけだった、って思えた。


そして、母に突然電話をして、今まで話さなくてごめん、お母さんのこと大嫌いだった、でも本当は話したかった、と謝った。


母も私に謝った。


どうやって抱きしめてあげればいいのか、わからなかったの、されたことがなかったから。


母も、私と同じだった。





昔は、母のことが憎かったし、恨んでいたはずなのに、今はもうその時の感情は全然思い出せない。



そして母のことを許せたら、なぜかわからないけど、ダメな自分も許せるようになっていった。



ナリ心理学の母親シリーズは不人気っぽいけど(笑)、私はこれに出会っていなかったら、今でも復讐人生まっしぐらだったと思う。