ー 1/22 上江洲義秀さんの光話より ー



私は永遠の伴侶を見出しています


どこもセミナーに立たされても

私は断言して言い切ります


私は年取ることもない

私は死ぬこともない

私は病み苦しむこともない

久遠にして常在、不滅の実在を言い切ります


しかし皆さんは

いつか脱ぎ捨てていくこの肉体という物質を

私、私、私で錯覚しているが故に


今年何十何歳になりました

あと何年生きられるか

常に心配や不安、恐怖から免れることがない


香港のセミナーが終わって

昨日、我々は帰ってきました


私はすべての230名の、すべての方に質問したわけではないけれど

何のために宗教を学び、何のために聖書、聖典、仏典あるいはお経も唱えてきたのか


救われたいためと言うんです


皆さん救うという言葉を使います


私は救われたい

救いたい


救うという、本当に見知っている者はいないんです


ただ病んでいる肉体が癒されれば

救われました、救いました


一時、悩み苦しみから免れれば、

私救われました、で、あなた救いました、と言うんです


地震や津波で家屋を失った方々に

もちろん私はそうするなとは言いません

ある者がない方々に分け与えることも素晴らしいこと

衣食のない者にただ衣食を与えて救ったというならば、大きな勘違い


また皆さんに、病んでる肉体、病気を癒すなとも言いません

健康に保ってもらいたい、それは望みます


しかし、肉体が癒されて、救われた、救った

一時悩み苦しみから免れて

救いました、救われました

衣食を失っている者に衣食を分け与えて

救いました、救われました


これは勘違いということを

皆さん理解してほしい


これはインスタントな救済と言うんです


元子さん(セミナーのスタッフの方)だけがもう死にそうになっています

私がヒーリングで今日死のうとしている元子さんを死なずに生かしてあげたとします


今死にそうになっている元子さんをヒーリングで

あと何か月、何年、何十年生かしたって

救ったではないんです


ただ皆さんが毎日のように乗り回している車の

凹んだところを板金塗装しただけ


どんなに板金塗装したって

いつかはその車は解体屋さんに持って行かれるんです


どんなに私が元子さんの肉体を癒したって

いつか墓の下に埋まるんです

墓の下に持って行かれるんです

それを立て直したって本当の救いではないんです


インスタントの救済


じゃあ、永遠の救いとは?


永遠の伴侶、我命なり、すべての本質なりを見出したとき、皆さんはもう救われているんです


生老病死というものから解放されています


この現象という結果のすべてから解放されていることを解脱というんです




(続く)