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母になること
小さい頃の夢と言えば およめさんになることだった
ただ、あたたかい家族に憧れていただけだと思う
もちろん思春期も その時の彼を全力で好きだったし
ただ漠然とこの人とずっと一緒にいたいなとは思っていた
子供は好きかと聞かれたら
好きだと言えた
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小さい頃から本が好きで
同じ本でも繰り返し読んだ
両親は本が、活字が嫌いな為
読まない人だった
自宅にあったのはかろうじて
国語辞典と広辞苑と女性百科だった
もちろん新聞なんて取っていなかった
昼間は幼稚園の本を繰り返し読み漁り
2ヶ月に1回だったかな
古新聞 古雑誌のゴミの日は楽しみだった
どんな漫画もどんな本も自宅に持ち帰り読み漁った
それでも足りないわたしは
国語辞典、広辞苑を読み進めた
あの昭和の時代は 他人も優しかった
近くの内科の病院も 耳鼻科も外科も
待合室にある本を貸してくれる制度があった
近所のおばちゃんも
きっと捨てるつもりのなかった本をも
わたしのために捨てるから読む?
とプレゼントしてくれた
住んでた団地の管理人さんまでもが
古新聞古雑誌を保管してるドアの鍵を開けて
欲しいものどうぞと 気遣ってくれた
小学生に上がり 行動範囲が広がり
学校の図書室以外に 地域の図書館を知ることで
恐ろしく楽しみが増えた
無料で本を借りれるなんて!
そんな制度にも歓喜した
それほど本が好きだった
家庭の環境からか 空気を読むのが得意だった
聞き耳をたてるというか
頭は常に冷静だった
もちろんそれは学校でも外でも、よその家でも
だからこそ、外で駄々をこねて我儘を行ったり
あれ買ってー!と泣いている同世代の子を見て
寒く感じていた
話を聞きなさい!!
と目くじらを立てている先生を前に
黙って聞けば早く帰れるのになと考えていた
高学年になっても 中学生になっても
授業さえ聞いていて 教科書さえ読んでれば
勉強なんて必要ないよねという精神だった
もちろん どわすれはする
だからこそいつもいつも100点満点ではなかったよw
宿題を忘れる人や しない人
静かにしなくちゃいけない時に話す人や動く人
先生に噛みつく人や 言うことを聞かない人
誰でもミスはあるし うっかりもある
そんな時に ごめんなさいと謝れない人が
全くもって わからなかった
お店やバス電車などの交通機関
そんなところで大きい声で騒いだり
泣き叫んだり 走り回る同年代(幼稚園~)が
理解不可能だった
もちろん 今もである
これはたまたまなのか 偶然なのか
似てくるのか 合わせてくれてるのか
理由はわからないけれど
旦那さんと激しく同意する部分
もちろんだからといって 何かをしたりするわけもなく
ただ、素直に理解不可能なだけね
それでも 旦那さんとの赤ちゃんは欲しかった
ただ
旦那さんと一緒になれた嬉しさから
しばらくは望んでいなかった
もちろん、金銭面で生活が安定してから
という欲もあったから
子作りに真剣に取り組むのが
わたしの年齢的に遅かったというのはある
もっと早い段階で真剣に考えるべきだったのかもしれないけれど
結果的に取り組まなかったのは
心も成長していなかったし
わたしとしても 真剣に望んでいなかったなと思う
本当に望んでいたのなら きっともっと若い時に
ちゃんと妊活をしていたんだろうなとも思う
続く
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