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そこまで会話して、あとはもう抱きしめられた。
苦しいくらいに力強く。
いつも不思議に思う。
彼に触れられると、力が抜ける。
体が浮いてるみたいに、ふわんふわんとする。
それはどこ触られても同じ。
頭でも、肩でも、手でも浮いてしまう。
この人にめちゃめちゃにされたいなぁって考えながら
敏感に反応してしまう。
2ヶ月ぶりに触れる掌は大きくて厚くて温かかった。
その安心する掌でほっぺたを包んでくれる。
いつもより乱暴に私に触れる。
腰を、腕を、太ももを、お尻を、足首を握る。
それだけで電気が走る。
イクとは違うけど、電気が走る。
いつもより乱暴な彼は、ベッドに手をつかせて
お尻を掴みながら、バックのS股で出した。
そりゃあ私にとっては残念やったけれど
逢いたかった人がここにいてるから満足できた。
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90分はあっという間で。
汗だくの身体を流して、服を着てイスに座り込んだ。
身体はまだふわふわしてたし
頭はまだボーッとしてた。
水を飲みながら座ってた。
もちろんタイマーも鳴ったし
お時間ですの電話もあった。
心を落ち着かせて、
一世一代のカケ。
嫌われるの覚悟で。
連絡もらわれへんの覚悟で、連絡先渡してみよう。