Uのオヤジ遺品展-オカマになれなかったオッサンの夢の残骸

2012年3月30日(金)~4月8日(日)  4月2日(月)休廊

開廊時間16:00~19:00  ※最終日は13:00~19:00
会場:どっきん実験室 

http://www.dokkin-jikken.com/

どっきん実験室はアポイント制です。

建物のセキュリティーの関係上、以下の番号に電話して入場して下さい。

080-4688-1091



※最終日にいらした方には展示品の一部を進呈させて頂きます。




大震災の翌日、新宿の自宅でUのオヤジが息を引き取りました。享年61。便所に入ったら、急に具合が悪くなり、そのままあっと言う間に亡くなったそうですから、比較的楽な死に方だったようです。 5年程前に肥大化した心臓を半分にブッタ切る大手術を受け、以後半分廃人みたいな感じだったんですけど、やはり長生きは出来ませんでした。マッドドクターに「余命3ヶ月を3年に延ばすだけです」と言われて「金も無いし、痛いは思いはしたくないのでこのままでいいです」と駄々こねながらも手術したんですが、本当に医者に言われた通りになりました。



Uのオヤジは、はっきり言えばキチガイでした。高校の修学旅行で酒盛りやって、翌年の修学旅行を中止にしたとか、人生で勤労した経験がほとんど無く、この四半世紀は完全にニートだったとか(奥さんも子供もいるのに)、子供の頃から目茶苦茶三昧の乱暴者で、趣味に生きる大騒がせ野郎だったそうですから、わざわざ、世間が大騒ぎしている真っ最中に死ぬというのは、いかにもあのオヤジらしかったようにも思います。





後日、「オヤジの趣味を理解出来るのは、兵頭さんしかいないので、とりあえず見てもらって、その後を判断して下さい」 と息子に頼まれ、オヤジの部屋に通されたのですが・・・出るわ、出るわ、次々と出てくる婦人下着、ストッキングの現物と写真ファイルの山、山、山・・・息子もこんなに溜め込んでいたとは、この瞬間まで知らなかったそうです。Uのオヤジは、ニートだっただけあって、趣味に投入している念の深いこと。もう、これは本当に凄い。今にして思えば、このオヤジの下に、オイラが遣わされたのは運命だったんでしょう。しかし、お気に入りのエロ写真を大量のファイルにまとめたり、コレクションをビニール袋に小分けしたり、やってることが自分と全く同じなんで、笑っちゃいますよ。本当に大笑いですけど、 変態が死ぬと後始末が大変です。



この度、一周忌の供養を兼ねて、遺品の一部と膨大な量の下着写真ファイルを公開することに致しました。Uのオヤジの生き様に触れてみたいという方は、是非ご観覧下さいます様よろしくお願い致します。


代表世話人:兵頭喜貴


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オヤジが作成したコラージュ写真?

カタログの写真をセロテープで張り合わせて作ってあります。

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オヤジが晩年に撮影したセルフポートレイト?

カタログのコラージュや自画撮り写真をスキャンして貼ってはみましたが、本来の凄さは全く伝わりません。現物は画像の100倍の破壊力と思っておいて下さい。会場には祭壇を設け、オヤジの欲望世界を曼荼羅のように具現化する予定です。それで何とか概要が伝わるのではないかと考えておりますが、暇な変態が一生掛けてやった所業ですから、そう簡単に理解したり、消化出来るわけがありません。見る方にもそれなりの覚悟を要します。実際、オヤジの遺品と関わって、もうすぐ1年になりますが、謎と疑問は日々深まるばかりです。

続報・Uのオヤジの生涯-ついに衝撃の生き様が白日の下に!
http://blog.livedoor.jp/hyodo_shasin/archives/50658116.html





私が日頃からお世話になっている兵頭写真館R氏こと「写真家兼摸像人体愛好家」の兵頭さんが円奴ちゃんの「どっきん実験室」で展示をします。

今回の展示は兵頭さんが日頃から撮りためてる写真を展示、とかではありません。なんというか人の数奇な運命を感じさせる展示です。

はっきり言って、こんな展示早々見れるものじゃないので是非皆様、見に行く事をお勧めします。


詳しくは兵頭写真館R氏のブログにて

http://blog.livedoor.jp/hyodo_shasin/archives/50655523.html