とうとう、始まった | Sae's Blog

とうとう、始まった

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秋の景色のなかで
ひっそりと枯れていくアジサイの花。
褪せたピンクからブラウンまで彩りが、
心のやわらい部分に優しく響く。


社会復帰、かな?

先週から、フリー編集者の仕事をゆるゆるとはじめることにした。
雑誌の取材のお仕事は、やまねこ食堂をオープンした年の春で
お休みしていたので、1年半ぶり。

ゆったりと時の流れに沿って生きてきた日々から離れて、
時間通り、段取りをして・・・
という動きには、ちょっとした緊張感が必要。

仕事の内容は、9月に創刊された50代の女性向けの雑誌で
健康をテーマにした特集。
今の自分は、ファッションより、
ライフスタイルのほうが興味があり、
ありがたいことに、そんなお仕事が舞い込んできたので、
社会復帰を試みてみることに。

先週、
金曜日、土曜日は「グランドプリンスホテル 新高輪」で、
『週末断食』の取材。
本来、2泊3日のプログラムだけれど、
二日間通って、断食メニューの試食と
ウォーキングレッスンを受講。

断食といっても、厳しい修行的な要素はまったくなく、
優雅な雰囲気の中で、週末だけ、胃の中を軽くするという考え。
ホテルの部屋にこもって、好きな本やDVDを持ち込んでとか、
近くには水族館や遊園地もあるし、かなり充実した時間をたのしめそうだった。

土曜日は、朝の取材を終えて葉山へ。
急いで海に向かい波乗りでリフレッシュ、夜のワークショップに備える。

「月夜のワークショップ」は、それぞれにとって意味深い時間になったと思う。
きれいなお月様も顔を出して、虫の声が響くなか、穏やかに時が流れた。
この夜は月の影響も大きかったのか、
さまざまな出来事で、世の中が渦巻いたとか。


日曜から火曜日にかけては、草津から那須へ移動しつつ取材。
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戦場ヶ原、日光を抜けての移動。
霧に霞んだ紅葉に風情がある。


草津「KUABIO」という宿は、
マクロビオティック(お野菜だけの料理)をベースにした食事と
お湯質のいい温泉が特徴。
ヴェジタリアンとは思えないくらいの満足感の高いお料理を満喫して、
温泉に入る至福のステイ。
最近、波乗り合宿ばかりだったけれど、たまにはこんな優雅な旅もいいなぁ。

夜は、温泉に入り、裸でウッドデッキに寝そべり、
満月で月光浴。 夢を見ているような素敵な感じ。
温泉であたたまった肌に、秋風が心地よい。


那須「ヴェーダの森」という宿に泊まり、併設の「マハリシクリニック」
アーユル・ヴェーダという、インドの医療と現代の知恵が合わさった施術を受ける。
この宿も、ヴェジタリアン料理。しかもお酒はナシ。
(ううっ、きつい~、かと思いきや、不思議と満足度が高い)

アーユルヴェーダの施術は、まさに未知の体験!!
薬草を漬け込んだごま油を使ってのヘッドマッサージは、
とても優しいハンドタッチ。目を閉じてその動きを感じていると、
まるで宇宙のなかで、ボールになって、ふわふわと転がされているよう。

その後、額にあたたかい油をタラ~っと垂らされる施術へ。
ものの5分もたたないうちに、眠りと覚醒の間のような深いところへと
落ちていってしまった。緊張が解き放たれるという感覚かな。
施術のあとは代謝が落ちるとのことで、
なんだかフワフワ、ボーっとして気持ちのいいような、
不安定なような。

でも、でも!!
びっくりなのは、その次の日。
二泊連続のヴェジタリアン料理のせいか、その施術のせいか。
体重が軽くなり、おでこに気になっていた「サル皺」が少し薄くなった??
アーユルヴェーダ畏るべし。 
東京、青山にもクリニックがあるとのこと、
お値段は、ちょっと張るけれど、通ってみたくなる「何か」がある。

健康取材は、まだまだ続く。
体験速報、請うご期待!!