代官山のLittle Italy

代官山「EATALY」のEat inコーナーでランチのあと、
バールに席を移してスイーツとお茶を。
ショーケースに並んだ可愛らしいお菓子の中から、
パイナップルのタルトとチョコをはさんだ、
クッキーをオーダー。本格的なエスプレッソは1杯200円。

Eat in のテーブル席を囲むようにして、
店内には、パンや食材、デリ、ワインなど、
イタリア各地の名産品が陳列されている。
各テーブルには、Extra Virgin Olive Oilのボトルが
置いてあって、たっぷり使える。サービスのパンと一緒に。
懐かしいイタリアの香り
旅の編集者をしていた2~3年前、
イタリアへの取材に2年続けていく機会があった。
仕事の内容は、まだ日本にあまり知られていない
田舎町のホテルやレストラン、素敵なみやげ物を探し、
紹介するというのがミッション。
なので、2週間をかけてウンブリア州を中心に田舎町を回り、
美味しいといわれるレストランを訪れ、
その土地で採れた食材やワインを十分に堪能した。
オリーブオイルの取材では、何種類もを比較して、
原稿を書き分けたりもした。
土地の食材の味を生かす、それこそがイタリアの料理の醍醐味。
そのとき「スローフード」というものを、
なんとなく身をもって実感したような気がする。
そんな旅の仕事もしばらくしていないので、
昨日、代官山で訪れたこの店では、
ちょっとだけ懐かしい感じがした。
代官山に去年オープンした「EATALY」は、
小さなスクエアを囲んで、イタリアのパンやこだわりの食材、
Eat in スペースとバールが並ぶ。
この一角だけが、「Little Italy」という感じ。
イタリア各地から集められた食材が美しく棚に並んいる。
ひとつひとつ手にとってじっくり見たくなるような、
ソースやジャム、お菓子、チーズやワイン、オリーブオイル・・・・
イタリアで味わったさまざまな舌の記憶が蘇る。
食材屋さんで、オリーブオイルのテイスティングをしたとき、
店員さんが小さく切り分けたパンにオリーブオイルをたっぷりかけてくれた・・・・
そんな旅先での贅沢な味わい方が忘れられなくて、
今でもオイルを食べる勢いで、パンにつけてしまう。
でも、やっぱり、イタリアの田舎町での
特別な美味しさは、その土地の空気、人々など、
さまざまなものが影響していたような気もする。
日本に、こんな素敵なイタリアが出現したことが嬉しい。
でも、もう一度、あの土地に訪れて、
思い出の味、試してみたくなった。