<あらすじ>
連邦保安官のテディは孤島シャッター・アイランドにある精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院に行方不明になった自身の子供を溺死させたある女収容者を探すために調査に訪れる。
今回はシャッター・アイランドについての感想を書きます。ホラー映画が見たい気分だったので、AmazonPrimeでホラー映画のくくりで表示されていたので見てみたのですが、正直あんまりホラー感はなかったです。でも伏線回収と他にはないユニークな結末でみていてとても面白かったです。最初から結末のぎりぎりまでよくわからない雰囲気とストーリー展開でそれが最後に全部きれいに回収されるのがとてもすがすがしくて楽しかったです。こういうストーリー特有の最初のストーリーがわからなすぎて離脱しそうになる感じや伏線回収があやふやになってしまってすっきりしない感じがなくて、とてもよかったです。
<演技力>
何よりも俳優さんたちの演技力がとてもすごくて、それがおそらく物語に入り込みやすい理由の一つになっているのかなと思いました。精神病院を舞台にしているため、精神患者が多く出てくる本作ですが、演技がリアルでとても迫力がありました。特に主人公のテディを演じるレオナルドディカプリオの演技がすごすぎました。(語彙力がない、、、)彼が演じるテディも実は暗い過去があったり、かなり複雑な人物になっていますが、それをとても自然に演じていて見ていた最中でも時々物語に集中するのを忘れて感動していました。彼だけではなく、精神病院に収容されている患者もとてもリアルでそのリアルさがホラー要素になっているのかなと思いました。
<ストーリー構成>
この映画の肝は本当にこれです!!どうしたらこんなに素晴らしいストーリーを考え付くのだろうと見終わった後ずっと考えていました。夢みたいな映画だから夢でこのストーリーを思いついたのかな?と今のところ思っています。あまりにストーリーが面白すぎて、見終わった後の一時間はしばらく一緒に見てくれた友達とちりばめられた伏線を一個一個調べて楽しんでいました。ネタバレしない程度に話すと、私は、相棒の挙動や観客が見やすいように工夫されたのかなと思っていた不自然なシーンの伏線(マッチのシーンなど)がお気に入りです。友達と一緒に考察しながら見るほうが面白いと思う映画なのでぜひ家で親しい人と話し合いながら見てほしいです。あと、ネタバレは絶対に見ないほうがいいです。後悔します!!!(私は実はどこかで切り抜きを見たのかうっすらと知っていました(´;ω;`)ウッ…でも知ってても面白いと思います。)
今回はシャッター・アイランドを紹介してみました。レオナルドディカプリオ目当てで見たわけではないのですが、やっぱり彼がいる映画はインセプションも含め、ストーリーがすごく好きだなと思いました。有名な俳優さんは自身で映画の出演を決めるらしいので、俳優さんを軸に映画を選ぶのもありなのかなと思いました。久しぶりに好みドンピシャの映画が見られてすごく幸せでした。皆さんもぜひ見てみてください!