母から絶縁宣言されてみて、やはり度々元気ですか?ってラインがくる。ああ、やっぱり本当に絶縁する気はないんだなあと思う。私が怒ってるとかあまり気にしてないんだろう。

でも私は、イヤ待て。一旦落ち着こう。とにかく自分のキモチを大切にしたいから、母へ簡潔なラインを返してみている。ラインの内容から両親も元気そうだ。ならいいや。今は自分の生活を大切にしたい。

でもそうすることで、何というか、母と自分の関係を俯瞰で見ることができている。

いいことはあって、母が頭をチラつくことが少なくなったことだ。例えば、こどもに注意するとき。夕飯にお惣菜買って楽したとき。母と違うことをしているんじゃないかという罪悪感。それが薄れてきた気がする。母は、生活の隅々まで私の行動に影響を与えているのだ。


私の母への恐怖心にも似たこの気持ち、罪悪感。


私の中の『やらねば、こうあらねば』が、ほぼほぼ母から形成されている。

これから少しずつでもいいから『自分で決める、何かする』の感覚を取り戻せたら。そう思っている。