第二次世界大戦で命を失った人たちのための追悼と和解のためのとき | 簗瀬 冴(本名 半田 和代)のブログ

簗瀬 冴(本名 半田 和代)のブログ

画家の簗瀬 冴(本名 半田 和代)。4人の子供をもつシングルマザー。東京都在住。栃木県宇都宮市出身。栃木県は治安が悪すぎたので、東京都に引っ越しました。栃木県の方々との交流やビジネスはお断り。 無所属 無宗教。

5月8日、9日は「第二次世界大戦で命を失った人たちのための追悼と和解のためのとき」でしたね。  近年、世界各地で起きている戦争や紛争は、第三次世界大戦を予感させる恐ろしい事です。そして、誰も戦争や紛争を止める事が出来ないという事を、世界中が知りました。  科学が進化していない時代から、人類は醜い欲望のせいで驚くほど長い年月を戦争に費やし、死や憎しみや悲しみや絶望を生み出しています。  武器は進化し更に恐ろしい兵器が使われ、愚かな過ちを抑える道徳心や理性は無い。  全くのナンセンス。  早く平和な世界になりますように。 今日も私が描いた絵画をご高覧くださいませ。
タイトル「Love&Peace〜核兵器廃絶と平和を願う〜」 ★隠し文字「核兵器廃絶と平和を願う  尊い生命や 偉大な自然を慈しもう」   F50号アクリル画(螺鈿&宝石アメジスト&水晶粉 使用)          
長崎平和祈念像のポーズをしている少女は、様々な戦争犠牲者を追悼する為に「ヒメユリ、ナゴラン、白梅」の花冠をつけています。 そして少女はイルカ達と、産卵後の海亀がサメに襲われないように守っています。     少女が座っている岩の海面下に珊瑚を描いていたら、戦争犠牲者の最後の愛の姿が浮かび上がってきたので描き起こしました。反時計回りに解説します。

広島原爆ドーム
3人の我が子に覆いかぶさり、戦争攻撃から守っている母親の姿。子供達の姉も一緒に、怪我をして腫れ上がった左腕で守っています。
我が子に覆いかぶさり戦争攻撃から守っている母親の姿。
身体が燃えても、命が尽きるまで孫を守ろうとしている祖母の姿。
両目を失明しても、3人の我が子に覆いかぶさり戦争攻撃から守っている母親の姿。向かって右の子供は中央の子供にしがみついています。
最後に家族で平和を願い 手を合わせた事を思い出しながら、涙を流し銃口をくわえ自殺した男性の姿。枝珊瑚は飛び散った脳ミソに見えます。
戦争攻撃から逃げる途中、海に落ちた母子達。なんとか赤ちゃんだけでも助けようと、赤ちゃんを海上に押し上げる母親や兄姉の手。赤ちゃんは抱っこされていると思い幸せそうです。 エコーで見る胎児にも見えるので、胎児もいたかもしれません。
戦争攻撃で怪我をして泣いている我が子を慰めようと額を合わせる母親の姿。
死にかけた学徒隊の男子を なんとか助けようとしている学徒隊の女子達。まるで聖母マリアのように見えます。
珊瑚が産卵している海中では、様々な生物が生命を営んでいます。