【ハピわく】もしもウサギにコーチがいたら by 伊藤守 | 石ヶ森久恵のブログ

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脳全体を活用する。どのような場面、職場においても基礎力となる「ポータブル・スキル」として!

ウサギにコーチ。
なんとも突拍子もない組合せに
どうして?」と言う疑問が先に出るでしょう?

ウサギといえば想起されるのは「ウサギと亀」、季節的に月にだんご…

と言う読み手の思考を先取りするように

「ウサギに『君は怠け者じゃない、

 君は亀と競争しないし、月でもちをついたりもしない。

 そんな風に人に作られた君を生きる事はない。

 君が亀に負けない方法を見つけよう』と言いたい」

と書かれています。


ふと、自分はだぁれ?と思った人は

この本をぜひご覧になる事をお薦めします。


ニート対策に多額な国家予算が必要となりそうな昨今、

ウサギに自分の姿がかぶる人もいるのでは?

耳が大きく周りの雑音をたくさん取り込んでしまう、

実体験より知識が先行して自分がやった気になってしまう、

ホントは臆病だけどそれが見透かされないようにニヒルを装ってしまう、

うまくいかないのが面倒で何もしなくなってしまう、

ウサギと言うキャラクターは言いえて妙なたとえかもしれません。


そんなウサギと付き合うならどうすればいいのか?

ウサギの言い分はまず聞いてあげましょう。

価値観を押し付けたり、相手にとって不自然な命令をせず

自分を信じさせてあげましょう。

誰かに迎合して安心するより

自分の足で歩く事の楽しさを、

自分が他の人にも貢献している事を知らせましょう。

犬に追い詰められたら

ウサギだって華麗な90度ターンを決められるのですから。


著者の伊藤守さんは主にディスカバー21

コーチングの本を多く表されている方です。

ここ暫くマネージメントやコーチングに興味があって

いくつか本を読んでいたのですが、

一番しっくりきたのがこの本です。


コーチングはウサギ…いやいやコーチングを受ける人が

話すのが楽しくてワクワクしてくるような問い掛けや

相槌を差し出す事だと思います。

何かの方向に引き寄せようとしたり、

逆にオープンクエスチョンばかりで漠然とした会話では

コーチングを受けていても

良かったなと感じられない事になります。

怠け者で気まぐれで弱いくせにプライドは妙に高いウサギは

本当は高い潜在能力を持っているはず。


言葉のかけ方、接し方でウサギに

亀に負ける事のないモチベーションを与えられる。

その感覚はきっと人間関係のなかでとても役に立つでしょう。

伊藤 守
もしもウサギにコーチがいたら―「視点」を変える53の方法