TA(Transactional Analysys)=交流分析理論をご存知の方も多いと思います。
TAとはアメリカの精神科医エリック=バーンが提唱した心理療法の一つ。
日本TA協会 の説明によれば基本的に以下の4つの分析
1)構造分析
2)交流分析
3)ゲーム分析
4)脚本分析
を用いて個人の成長、変化を促すものと言われています。
特に資格制度などがあるわけではなく、
理論を理解した人が様々な形で紹介しているので、
多くの独自解釈があるみたいです…(^^;
先月ご紹介した「メンタルバンクプログラム 」でも
TA理論の中の一部を応用した形で採用しています。
子供の頃に周りの人とどんな風に関係を築いていたかと言うのは
現在の自分の性格、行動規範形成に
自分の想像以上に影を落としている、と言う考えがあります。
ちょっと興味を持って子供の頃何考えてたっけな~とか
家族の中のどういう位置づけに自分が置かれてたかな~とか
棚卸し始めると結構色々な事がわかります。
長女だとか長男だとか末っ子だとか、
教育熱心な両親だったか、お金扱いがぞんざいな家族がいたとか
不自由なく小遣いがあったか、お洒落や買い食いに興味がなかったとか。
それでも自分が人としてどうあるべき、と言う
無意識の既定を洗い出すのは難しい。
例えば私は
「何か悪い事が起きたら全て自分の所為と思いなさい」
と言われた事をふと思い出しました。
それは一見謙虚に振舞えと言うことに思えますが、
私自身はそのメッセージを
「自分が力不足で至らないから、全てが悪くなる」
と言う形に受け取っていた事に気付きました。
その言葉が「自分が駄目だから」と言う落ちをつけて
思考停止するという行動を導いてしまうように
自分をプログラムしている言葉となってしまっていたわけです。
その言葉を口がすっぱくなるほど言われていたのか、と言うと
記憶の限りほんの数回でした。
多分親はそんな事言った覚えももうないと思います。
そんな言葉が意外に自分を支配してたりするものです。
子供の理解力、その言葉を受け取った時の精神状態などで
両親がその言葉を使ったときの意図通りに受け取っていたか
それを何らかの不理解、消化不良のまま受け取っていないか
まず親も自分自身も思い出すのも難しい何気ない、
けれど今の自分を縛っている一言を探し出すのは本当に難しい。
ですが、誰かと話をしていて何かの違和感を覚えた時に
その取っ掛かりを得る事は可能だろうと思います。
そんなわけで、最近の私は人と話すことが好きです。
今いる環境を肯定する人、もっと延びようと思っている人、
困難に対して愚痴を言うのではなく、改善しようとしている人とお話しすると
その違和感を感じる瞬間が多くあるから。
自分が当たり前と思っていることを当たり前と思わない人との
ディスカッションはとても刺激になりますね。
いつも人を求め、人に求められる人間になりたいものです。