公演内容そのものの感想の他に、いろいろ思うことを書いておきますね。

 

まず、直前に大ちゃんがカザフへ行った件。

今回の演技に少なからず影響あったでしょうね、良い意味で。

もちろん、テン君の事件は憤りしかないし、

今でもテン君がいないことを、正直実感できていませんし、

それは私なんかより、直接関わったスケーター達の方が痛感してるでしょうけど。

自分の愛する人が次々にこの世を去ってしまう光源氏。

テン君を失った大ちゃんの心情と重なる部分があったでしょう。

その後、命を落とす光る君と違って、これからも光輝き続ける髙橋大輔は、

テン君の思いを受け継いでくる必要があったのではないでしょうか?

テン君も見たかったでしょうね、想像を超える髙橋大輔と仲間たち。

アレを目にできた私は、本当に幸せだと思う一方で、

理不尽に命を奪われてみることができなかったテン君への思いが

よぎったりもしたわけですぐすん

 

ステファンは、プログラムのインタに書いてあったように、

バックヤードで得たものも多かったと思います。

いいところはどんどん自分のショーに取り入れるでしょうね。

今回彼が得たものがどんなふうに花開くのか、とても楽しみ。

そこでまた大ちゃんも活躍してくれれば尚良し!

 

真央ちゃんも中日を見ていました。

サンクスツアーは、低予算でフィギュアスケートそのものの魅力を前面に押し出しています。

真逆にある大掛かりで様々なエンタテイメントの融合を見て、

相当刺激を受けたに違いありません。

そもそも、フィギュアスケートをより多くの方に楽しんでもらいたい、

フィギュアを見たことのなかった人に、生の演技を楽しんでもらいたい、という思いは

二つの公演に共通しています。

個々人の魅せ方は卓越しているこの二人が、

同じ思いを持って全く違う方法で魅せにきている。

いつか、大真央共演を、と願うのはもちろんですが

今のところはお互いが刺激しあって、フィギュアの可能性を広げていくんだろうと思います。

 

カロも見に行っていたのは驚きでした。

若手を引率していたようですね。

ジュニア合宿のコーチとして来日していたようなので、

日本の若手選手を連れて行ったのかしら?

気になりますが情報が少ないです。

彼女もいろいろなことがありながら、長く現役でいてくれた人です。

いろんな経験から、後進に教えてあげられることも多いでしょう。

それでもまだショーで滑るカロも見たいです。

ユリアもですが、指導者とパフォーマー、両立させてほしいです。

 

で、佐々木彰生は何故出ない~~~???

氷艶といえば彰生!!

彼が縁もゆかりもない関西で、コーチ兼リンクスタッフをやっているなんて

本来あっていいことではないのだ!

表舞台に立つべき人!

もちろん、怪我やいろいろあるんだろうけど、

彼ほどの表現者が、若くして表舞台を去らなければいけないなんて本当に悲しい。

そして、いつものようにある1点に考えが行ってしまいます。

以下は毒なので、読みたくない方はここまでで止めて頂いくことをお勧めします。

 

大ちゃん自身は、スケートを軸に、ほかの世界に進出していくかもしれません。

それは現役スケーターと並行するものなのか、

現役を終えてからなのかはわかりませんが。

私としては、現役選手の芸能活動を含めた収入の一部が

スケ連に持っていかれるのは、ちょっと納得できません。

なぜなら、社会人スケーターのサラリーはスケ連に上納する必要がないから。

髙橋大輔は職業としてエンターテイナーなわけですから、

せめてスケ連が関わらない興業やテレビ出演については、

髙橋大輔のお給料としてほしい。たとえそれが巨額であっても。

 

で、荒川さんの収入はどうなっているのでしょう?

彼女のショーでの報酬も、テレビ出演も、すべて荒川さんの報酬ではないんでしょうか?

(すみません、スケ連役員の報酬について詳しい方がいたら教えてください。

スケ連からは副会長の報酬はそんなに大金が支払われているとは思いませんが、

逆によそでどんなに稼いでも、現役選手以外はマージン取られませんよね?)

ショーに出るにあたって、現役選手は連盟の許可が必要というのはわかります。

試合との兼ね合いがありますし、怪我のリスクなど考えると、

特に強化選手は届け出は必要でしょう。

でも収入の一部をスケ連に渡すのは…。

 

学生さんたちは、名目上親の庇護下にあります。親が扶養している。

でも社会人は違います。自分で稼いで生活を成り立たせて、

さらに競技を続けなければいけません。

このジレンマもあって引退した中野友加里という逸材を私は忘れていません。

他にも、大学卒業と同時に辞めていくスケーターの多くは

こういった背景があったと思います。

ぷみえさんは自分でスポンサー探して、それはそれは大変な思いをして

現役生活を続けましたよね。

今だって耕新くんはサラリーマンだけど、雅ちゃん、采花ちゃんはどうしてるんだろう?

哉中ちゃんも龍一もだね、引退はしてないから。

(木下グループ所属のままじゃないよね?)

親が生活費出してるんだとしたら、ニートだよ?

最近は、クラウドファンディングで活動費を賄う方も出てきてますよね。

そのクラウドファンディングでの収入も、500万だかを超えたら

スケ連に持っていかれるとかいう情報もあったりして…。

その話をもとにすると、500万円/回以下のお仕事は上納金はなしってこと?

それだとショーの収入は持ってかれてないのか?

会社員が年俸を一括でもらったらどうなるの?

 

本田望結・沙良は?

スケートとは別のところで、スケートとは関係のない芸能活動をしていますが、

スケ連に取られるのはショーの出演料だけ?体育会TVは?スケートしてるよ?

CM出演は、少なくとも大真央はスケ連に一部を取られて納めてましたよね?

500万を超えるとだめとか?

あ~もう疑問ばかり。

テレビでフィギュア選手のお金事情とかやることあるけど、

出ていくお金の話ばっかりで、貰える部分はあんまりやらないからな。

 

いや、まあこれについてはスケ連がまともな金の使い方をしてくれていれば

文句ないのです。

大ちゃんだって自分が稼いだお金が後輩たち(今は自分も含めて)現役スケーター、

ひいては未来のフィギュアスケートの役に立つなら本望でしょう。

でも、今後本田姉妹のような芸能人スケーターや、

マスターズではない社会人スケーターの存在をどう考えるのか、

そのあたりははっきりさせていただきたいですね。

なにせ私は心が狭いので、推しにしか課金したくないんですよ。

 

あれだけ黒字が続いたピーク時に、新しいリンクも作れず

カップル競技はいまだに、育成も選手やコーチ(と木下のお金)任せ。

何年も前から成果が出ている野辺山の成功だけにしがみついて

新たな策は打ち出せていない。

引退後の選手たちの活躍の場を積極的に作ることはせず、それも本人任せ。

スケートで食べていける人を増やそうという気概は全く感じられない。

(このあたりは橋爪峻也くんあたりが面白い活動をしています。

ぜひ橋爪ブログをご覧ください。

小塚アカデミーもスケ連とは離れた存在ですよね?こづに近いOBOGと活動しています。)

私もフィギュアスケートが好きで長年見続けているので、

何もスケ連にお金落としたくないわけではないんですよ。

ただ、落とした金はまともに使ってくれというだけ。

 

 

思うところはまだまだほかにもありますが、

一旦書いとかないと、感想まとめようと思っても

もやもやが断ち切れないのでぶち込ませていただきました。

 

感想の続きはまた別に書きますね。