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身体は食べ物でできている!

身体の不調を感じたとき、薬やお医者さんに頼っていませんか?
私たちの身体には驚くような力が備わっています。
そして誰もがわかっていて忘れていること、身体は毎日摂っている食べ物でできています。
本来身体に備わった力と食べ物で身体を守ることを考えてみませんか。

p103 第4章 睡眠

p104 睡眠不足は現代の先進国の流行病

    レム睡眠とノンレム睡眠

    レム=Rapid Eye Movement  眼球が激しく動く = 浅い

    約90分間隔で進行していくが

    始めはノンレムが深く長く徐々にレムが長くなる傾向

p110 睡眠時間が短いと

    ①心臓のリスクが上がる 

     交感神経が休まらない、コルチコステロンが分泌され血圧上昇、動脈硬化が起こる

    ②血糖値を下げる力が半分になる (4時間睡眠)

     ストレスから筋肉や肝臓の細胞が糖を取り込めなくなる

    ③太る

     レプチン(満腹ホルモン)が減り、グレリン(空腹ホルモン)が増加

     しかもジャンクフードが欲しくなる

        睡眠不足で脳内麻薬のエンドカンナビノイドが増え食欲が増す

        糖(エネルギー)が足りなくなり判断を行う前頭前皮質が働かなくなる

    ④がんが増える(6時間以下、不規則な睡眠)

     ナチュラルキラー細胞の数が減る

     交感神経亢進により炎症が治まらない

    ⑤免疫力が弱くなる

    ⑥記憶力↓、認知症↑

    ⑦運動、ピアノ ↓

 

p129 熟睡のためには

    ①早朝の太陽光が効果的

    ②夜のコンビニ・スマホはNG

      波長が短い青い光は脳の深いところ(視交叉上核)まで届きやすい 

      夜当たるとメラトニンの量↓↓

    ③最適な温度は18.3度

    ④寝る前の熱い風呂は避ける

    ⑤コーヒーは午後2時まで 

      カフェインもアデノシン受容体に結合し、眠気をブロックするため眠気がさめる

      カフェインの半減期は長く5~8時間

    ⑥お酒もよくない 

      前頭前皮質を始め脳の働きを抑制する

      アルコールの代謝物質のアルデヒドが

          レム睡眠を抑えてしまう

          交感神経を活性化させる

    ⑦朝の運動が良い睡眠を招く

      運動でコルチコステロン量は↑

      朝はもともとコルチコステロン量が高いから夜には充分下がる

 

p142 睡眠のメカニズム 3要素

(1)体内時計

視床下部 視交叉上核 に光があたると「朝」

24時間+ちょっとでリセット

 

2つのサイクル

・体温サイクル 深部体温(皮膚温度とは逆に動く) 真夜中に低くなる

・メラトニン

 

(2)睡眠圧

アデノシン ATPから3つのリンがエネルギーとして使われた残り

日中活動してアデノシンが一定量に達すると「もう十分活動した。寝て疲労をとるように」

→睡眠をとると脳内のアデノシンは減っていく

 

(3)外界からの信号のシャットアウト

起きている時の刺激    手足の感覚→脊髄→脳幹→視床→脳の各所

寝ている時の刺激     手足の感覚→脊髄→脳幹→✖(ここでストップ) 視床→脳の各所

 

✖ 信号のストップ/スタートの指令

視床下部から分泌されるオレキシンが担う(日本人が発見)

オレキシンは

視交叉上核に光が当たると視床下部から分泌され視床に送り込まれる→目覚め

オレキシンが送り込まれなくなると視床と脳幹の間にバリアが築かれて情報をストップさせる

 

原則的に覚醒時に出ている

オレキシンの働きをブロックする睡眠薬2014年に発売される

 

P151  認知症と睡眠の関係

視床下部の細胞は認知症初期に死滅する

視交叉上核の細胞の死滅 → 体内時計の乱れ(特にアルツハイマー病)

活動の低下 → アデノシン量の低下 → 睡眠圧の低下 → 眠る力の減少

細胞の死滅→ オレキシン量の低下 → 目覚める力の低下