善行寺宿坊白蓮坊とむじな地蔵 | ~日常ブログ~

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5月5日の長野(善行寺七福神巡り)・松代散策の話の続きです。

 

善行寺の帰り道、『宿坊 白蓮坊 (びゃくれんぼう) 』に寄りました。

 

白蓮坊 は、仁王門に程近い表参道沿い、大本願の正面にあります。善光寺永代宿坊だそうです。
善光寺には三十九の永代宿坊があり、協力して善光寺の護持にあたるほか、善光寺本堂でのご回向の取り次ぎやご宿泊のお世話などをいているそうです。

白蓮坊の御本尊は、印度・中国・日本で浄土の教えを奉じられた八人の高僧「浄土八祖 (じょうどはっそ)」 (馬鳴 (めみょう)、龍樹 (りゅうじゅ)、天親 (てんじん)、菩提流支 (ぼだいるし) 、曇鸞 (どんらん)、道綽 (どうしゃく)、善導 (ぜんどう)、法然 (ほうねん))の座像で、参道に面した八祖殿上層に安置されているとの事です。

 

平成十八年六月には、新たに八祖殿下層と参道脇に『むじな地蔵』がが安置されたとの事です。

(宿坊 白蓮坊公式HPより参照)

 

こちらが『むじな地蔵』です。
 
この『むじな地蔵』は、「むじな灯籠」の伝説にこめられて造られたお地蔵様だそうです。
 
~「むじな灯籠」の伝説~
その昔、下総の国に一匹のむじなが住んでいた。
日頃、生き物を殺して生きていかなくてはならない自らの身の上を恥じ、後生を頼むために善光寺にお参りをして灯籠を寄進したいと願っていた。

 ある時、むじなは人の姿に化け、善光寺参りの講中にまじって善光寺へとやってきた。 ようやく境内にたどり着き、白蓮坊に宿を定めたところまではよかったが、無事到着した安堵からか、お風呂でむじなの姿のまま湯を浴びていたところをみつかり、あわててどこかへ逃げ去った。

 姿を消したむじなを不憫に思った住職は、その心を知り、かわりに一基の灯籠をたててあげたとの事。

  それが今も経蔵北に今も残る「むじな灯籠」だといわれている。

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参道脇にはブロンズ像が祀られていますが、白蓮坊内には木造彩色の像が祀られているそうです。

また。 ブロンズ像の台には、相馬御風 (そうまぎょふう) 先生の作になる「むじな灯籠」のうたが刻まれているそうです。

(白蓮坊公式HPより参照)
 

更に、白蓮坊内には、『ギャルリ蓮』というお店があります。

店内にはとんぼ玉で作られたアクセサリー、万華鏡などの商品が並んでいます。

また、ブレスレットや万華鏡などの体験手作りができるそうです。こちらは事前に予約や必要との事です。

 

一度入った事がありますが、色んなアクセサリーやキーホルダー等々があり楽しめます。