ニュースやワイドショーでは放送されていないので、殆どの方は知られていませんが、昨日、京都の問屋さんからお聞きした話。
今回の地震で着物用の帯により、一人の女性を助けられたそうです。
話によると、津波で高台に非難した人の目の前を女性が流されているのを見つけたそうです。
何とかして助けてあげようとし、たまたま近くに着物用の帯があったそうで、とっさにその帯を投げたようです。
とっさの判断、凄いと感じました。
一つの命が助かる一方、東京の問屋メーカーが発送した着物や帯が入ったダンボール10ケースが現在、行方不明になっているんだそうです。
トラックごと流されたのか、荷物は着いていたが呉服店自体が被害を受けたか分かっていないようです。
東北地方には有名な呉服屋が多くあるそうですが、被害の状況が分かっていないようです。
多くの問屋さんは運送するにあたり保険をかけているのですが、このような自然災害には適用されないんだとか。
今まで話した事は呉服業界に限った話ですが、全国各地、様々な企業が同じ状況になっている可能性が…。
1日も早く、経済が安定し復興出来るよう、私達一人一人の努力と協力が必要ですね!!