海の底編ラストー!!


可愛すぎて食べちゃいたい私の分身、羽衣石(ういし)嘉代ちゃんーーーー!!!
永渕沙弥のもう間違えません!

衣装案はこんな感じ。この時点で愛でる気満々な衣装係の邪な意図が透けて見えます。

永渕沙弥のもう間違えません!

実際はこう!!ふへへへかわいいいいいいいいいいい!!!!!

ウラミくんと同じく手袋を付けさせたくて探したところピンクの手袋があったのでそれを装着!

髪型は当初位置のずれた二つ結びにしよう、と言っていたのが気がついたらこんなことに(笑)「見ていると精神が不安定になる」と評判でした!

ウラミと違い、恵那と並んでアンバランスに見えるように、シリアスなシーンで居ると不自然で気持ち悪いように、を心がけました。

何人かに当てられましたが、Drスランプのアラレちゃん意識です(笑)


永渕沙弥のもう間違えません!

そんな恵那の寵愛の対象であり甲斐性の化身、羽衣石嘉代役の原田わかなちゃん!!

実は共演二回目のわかなちゃん!去年4月の「FIRE LIGHT」にて麻薬の取調べをする人、される人の間柄でした(笑)

当初ははじけた台詞や小ネタに戸惑い気味だったわかなちゃんですが、もう努力の塊のような子で一人でずぅっと物陰で練習して稽古後半には自分でネタを持ち込んでくるくらい逞しくなっていて本当に驚いた!!すごく努力家でかつ、それがきちんと実る子なんだなぁとその成長ぶりに私はうかうかしておれませんでした。

年下の女優さんで、ぽや~っと穏やかなわかなちゃんを私は当初「支えてあげなきゃ!」と思っていたのですが、あら不思議、もう小屋入りしてからは支えてもらいっぱなしだったのです(笑)

舞台裏で恵那が不安から嘉代ちゃんの手を握れば何も言わずぎゅうっと握り返してくれたり、アイコンタクトでじっと見つめて落ち着けてくれたり、M(音)あわせの転換では一緒にカウントを数えてくれたり。まさに恵那の甲斐性でした。もう可愛くて可愛くて大好きで、とうとう演出の目崎さんから「いや、いいんだけどさぁ・・・二人のシーン、ちょっと、近くない・・・・?」というダメだしを頂きました。「ここの恵那は嘉代ちゃんとイチャイチャちゅーしようとしてるところなんで。次の人の台詞が遅れたらするかもしれません。」と頑なに譲りませんでしたが(笑)わかなちゃん、舞台上で堂々とセクハラしてごめんね。動じずニコニコしていてくれてありがとう・・・!!

そして、わかなちゃんについてはすごく感動したことがあって、楽屋で両編出演組の赤穂、佐山さん、私の三人がうなだれている時に「両編出演の人は大変だから、これ良かったら食べてください。」と焼きプリンを差し入れてくれたんです!これだけでも感動なのですが何が嬉しかったって、私がちょっと前に他愛も無い会話の中で「焼きプリンが好きなんだ」と言ったことを覚えてくれていて、わざわざそれをチョイスしてくれたんです。不覚にも心身ともに疲れていた永渕は泣きそうになりましたよ(笑)

わかなちゃん、本当に色々ありがとうございました!!また共演しようね!!!




そしてもう色んな人に支えられた伊良部恵那!
永渕沙弥のもう間違えません!
流石に両編稽古が忙しく自分の分の衣装案は着色無しという適当ぶり!!


永渕沙弥のもう間違えません!

そしてこう!!ほぼ私物で構成されています。

アクセサリー(ピアス、チョーカー)や網タイツ、ブーツはまんま雲の上編と同じもの。中には同じコルセットも着ています。「過去に縛られている」「時間が止まっている」人なので敢えて同じものを使いました。

なぜ着物?という点についてですが、恵那さんはそもそも明治時代の人なんですね。海を渡り錬金術を学んだから雲の上編では洋装、一つのところに留まるなら着慣れたものが良い、ということで海の底編では和装なのです。あとは単に私が着たかったからという衣装係の特権です!(笑)

そして、黒の皮手袋。雲の上編と海の底編を繋ぐ、海の底編での恵那を構成するために必要不可欠なアイテム!!


ちなみに・・・
永渕沙弥のもう間違えません!
後姿はこんな感じ。髪の毛はポニーテールウィッグです!ほんのりアジエンスの香りがします(笑)


永渕沙弥のもう間違えません!
そんなわけで海の底編、伊良部恵那役は永渕沙弥でした。


今度は恨みを取り戻して、甲斐性を失った状態。雲の上編の冒頭以外感情が揃うことの無い人でした。

海の底編では感情の起伏が激しい雲の上編と違い、じっと蛇のように虎視眈々と恨みの感情を温め続けて、結果腐敗させてしまってる。だからけだるくて常に疲れたような調子でいました。

悪者っぽいような要素の多かった海の底編での恵那ですが、雲の上編と合わせてみると、とても寂しがりで弱い人なのです。だから恨みや狂気に傾倒しすぎないで、そこを汲んでもらいたいな思いながら演じていました。

実は海の底編時点での恵那は恨みを晴らすことも、不老不死を解くことも心の底では諦めているんです。

どんなことをしても、どんなことをされても、今までの悲しみや怒り(恨み)を晴らすことは出来ない。だからラスト波子に「出来ることがあるならしてあげたい」と言われた時に「・・・なにもないよ」と答えているんですね。虚しさを覚えながらそれでも死ねないから、せめてウラミが残してくれたものを全うさせよう、嘉代ちゃんが応援してくれるから頑張ろう、と自分から生み出したはずのものに逆に支えられながら生きていたのだと思います。


先日ツイッターでウラミ役の全さんが発言していたのですが、きっとこのお話の後、恵那はもう必要の無くなった恨みの感情を使ってまたウラミを練成して嘉代ちゃんとウラミ君と三人で幸せに暮らしたのだと思います(笑)


本当に自分で演じながらも、幸せになって欲しいけど幸せになれる可能性の無い人だったなぁ(笑)

だからより一層愛しかったのですがね。


もう一回り二回り成長したらもう一度挑戦したい役です。

恵那さん、ありがとうございました!!!




さぁ!ラストは集合写真だよーーーー!!!