海の底編第二段!!



初めは本作ヒロインにして黒幕の波子さん!!
永渕沙弥のもう間違えません!
衣装案はこんな感じ。頭身がおかしい・・・?


永渕沙弥のもう間違えません!

実際はこう!顔ちっちゃーい!!

雲の上編とは間逆に青。和巳さんの色を引き継いでいます。

露出を抑え、黒と青で見ようによっては修道女(恋をしない)、喪服(亡くなった人を偲ぶ、想う)に見えたらいいな、という思惑でこのような衣装になりました。


永渕沙弥のもう間違えません!

そんな2編出演のヒロイン!波子役、MoratoriumPants/38mmなぐりーずの佐山花織さん!

今回の役作りでは佐山さんも永渕もウンウン唸って、わからないー!と四苦八苦して、互いに慰めあったり話し合ったり考察しあったり。両編出演している苦労も楽しさも分かち合い、共に疲れから幼児退行を起こし(笑)佐山さんとはまさに苦楽を共にした戦友でした・・・。

本作「人魚の薬」は雲、海それぞれに主人公が居ますが、合わせると波子さんと恵那のお話だったわけで。100年以上の因縁があって互いに天涯孤独、依存心がある、よく似た存在だけど決して交わらない、よく言うコインの裏表のような間柄だったと思います。

一番分かり合えるはずなのに、絶対にそうはならない、というか、恵那としてみれば分かるからこそより一層憎しみが深かった。

人魚の肉のせいで天涯孤独となり、不老不死から逃れるためにようやく見つけた元凶は擬似家族を構成してつかの間の幸せを慎ましく暮らしていた。恨みの感情が無いからこそ雲の上編ではそれがひたすらに悲しく切なかったけれど、恨みが戻ってきた海の底編ではもう心底憎かった。

でも波子がそうしてしまう気持ちも同じく孤独な恵那だからこそ分かった。

だからラストで「あんたは自分が救われたいだけでしょ?そうやって依存して。」と他の誰も波子にぶつけなかった言葉をぶつけられたんだと思います。

ある意味ホムンクルスと同じくらいに自分の役の半身であったように思える波子さんでした。


ちょっと不真面目な話をするとあれですね、しゃべれないからジェスチャーで意思表示をする波子さんは無茶苦茶可愛くて恵那ではなく永渕で見てるときはひたすら萌えてました。

あと、苦言を一つ。私の役作りを手伝ってくれているのか、楽屋でひたすら「恵那」がいらっとするであろう言葉をぶつけてくる鬼畜の所業はなんだったのか!!!(笑)私のホムンクルスであるウラミ君や嘉代ちゃんを誘惑するブラック波子はなんだったのか!!!(笑)


もう本当に楽しくて苦しくてでもやっぱり楽しい現場を過ごせたのはこの方のおかげでした。

佐山さん!!本当にありがとうございました!!!




お次も二編出演の福地むうこ!
永渕沙弥のもう間違えません!
衣装案はこんな感じ。


永渕沙弥のもう間違えません!

実際はこう!!

雲の上編とは違って子供だけど、大人っぽい。と言う難しいラインでした。

波子側の人間、ということで水色基調。

永渕沙弥のもう間違えません!

そんなわけで福地むうこ役、実験劇場の赤穂加名!

雲の上編では10歳、海の底編では身体は10歳の中身は二十代という難しい役どころでした。

赤穂とは三回目の共演ですが、共演するたびに変なやつだなぁ、と思います(笑)

ド不器用なのに何か武器を隠し持っている感じがするというか、抜け目無い感じがするというか。

ハイテンションとローテンションを行き来する謎の生物Xです。

毎回役作りに関しては私以上に悩む子なのですが、今回は輪をかけて悩んだようでよく帰りの電車の中で役作りに関して話し合ったりしていました。

でもこの子のすごいところは悩んで悩んで悩んでいたのに、いつの間にか出来ているんです!

え?なんで?いつの間に出来てたのあんた!?という不思議ちゃん。

特に海の底編で私と対峙する「恵那さん」「はいはいはいー?」「何してるんですか?」のところは稽古でなかなかうまくいっていなかったのですが、気がついたら私の目線に負けずしっかり睨み返してこれる豪胆なむうこちゃんになっていました。

雲の上編では貪欲に果敢に笑いをとりにいったりもしていましたし、大胆なのか控えめなのか本当によく分からない子です。

実は今回そこまで絡みはなかったので、もし次共演する機会があったら赤穂らしかぬ役を振り当てててもらい、そこで戦ってみたいです(笑)

個性と可能性が開花する時が待ち遠しい女優さん。

赤穂加名!ありがとうございました!!



そして最後は雲・海両編で活躍した直哉くん!

永渕沙弥のもう間違えません!
衣装案はちょっと地味めだけど・・・


永渕沙弥のもう間違えません!

こんなに可愛くなりました!!

赤は雲の上の教会チーム(波子、むうこ、直哉)のカラー。

他二人は歪んでしまっても、直哉だけは変わらず真っ直ぐそこにいる、的なことで赤を使用。


永渕沙弥のもう間違えません!
そんな教会チーム唯一の良心、枯原直哉役の庄條龍馬さん!!

直哉君で見せた真面目な芝居とは裏腹にとんでもない引き出しをたくさん持っている庄條さん!

稽古始めの方でエチュード(即興芝居)なんかをやったのですが、そこでの自ら汚れに行く感じ、とても好感を覚えました(笑)

そんな庄條さん、モノマネでほぼ85点を出せると太鼓判を押されていたりダンスが異様に上手かったり好みの女性の守備範囲がかなり広かったりと意外な面をたくさん見せてくれるのですが、その実、純朴、実直な好青年というのが彼の正体だなと永渕は思っております(笑)

何故かと言いますと、庄條さんの役作りの仕方はとても繊細で優しいのです。

雲から海へ引き継がれる役で唯一別々の役者が演じるのが直哉君なのですが、庄條さんは稽古のときからしっかり雲の方の稽古にも参加して自分の役、そして他の役がどんな道を辿ってきたのか観察していました。

その結果、雲の上編からしっかりと受け継いで海の底編で昇華していて、唯一直哉と恵那が絡むシーンでは互いに過ごした十数年を違和感なくやりとりできました。

ぜひとも次回はお互いおふざけな役で共演してみたいです(笑)

庄條さん!ありがとうございました!!!




次回は教会に住む曲者たちです!!